ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用の無機ナノ粒子製剤の研究開発を行う「RadioNano Therapeutics」が資金調達

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資金調達

2026年10月9日、RadioNano Therapeutics株式会社は、資金調達を発表しました。

RadioNano Therapeuticsは、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用の無機ナノ粒子製剤の研究開発を行っています。

BNCTは、熱中性子とホウ素(Boron-10)の核反応を利用し、生じたα粒子とリチウム原子核によりがん細胞を殺傷する放射線治療法です。

この治療法で用いる、ホウ素を豊富に含む無機ナノ粒子を用いた新しい製剤「RN-501」の研究開発を進めています。非臨床試験を推進し、臨床試験の開始に向けた準備を行っています。

また、治験薬と製剤の製造プロセス・試験法の開発も進めています。

今回調達した資金は、以下の取り組みに活用します。
・RN-501の第I/IIa相臨床試験の実施
・治験薬のGMP製造・供給体制の構築
・開発体制および人材基盤の強化


放射線治療は、放射線を照射してがん細胞のDNAに損傷を与え、増殖を抑制・死滅させる治療法です。手術と比べて臓器の形態や機能を温存しやすく、患者の身体的負担を抑えられることから、がん治療における重要な選択肢となっています。今後も、照射技術や薬剤の進歩によって、正常な組織への影響を抑えながら、がん細胞を効率的に攻撃する治療法の発展が期待されています。

そのひとつが、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)です。BNCTは、がん細胞に取り込まれたホウ素に中性子を照射し、核反応によって生じる粒子の作用で、がん細胞を選択的に破壊する治療法です。この治療の実現には、がん細胞にホウ素を効率よく集積させる薬剤が重要な役割を果たします。RadioNano Therapeuticsは、BNCTの治療効果を向上させるため、ホウ素薬剤の研究開発を進めています。

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