腸内細菌研究にもとづく医療・創薬を推進する「メタジェンセラピューティクス」が3億円調達

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資金調達

2026年9月25日、メタジェンセラピューティクス株式会社は、3億円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は71.4億円となりました。

メタジェンセラピューティクスは、潰瘍性大腸炎をはじめとする難病やがん患者を対象に、腸内細菌叢移植(FMT)という新たな治療選択肢を届けることを目指しています。

医療技術開発では、潰瘍性大腸炎・消化器がん・パーキンソン病を対象とした臨床研究を推進しています。

医薬品開発では、潰瘍性大腸炎を対象とする経口FMT医薬品「MGT-006」の第1相/第2相臨床試験を日本と米国で実施しています。

さらに、山形県鶴岡市に献便施設「つるおか献便ルーム」を設置し、腸内細菌ドナーの募集・検査、便の収集から治験薬製造までをつなぐ独自のサプライチェーンを構築・運用しています。

今回調達した資金は、以下の取り組みに活用します。

・FMT医薬品の開発推進
・FMT医療技術の開発推進
・腸内細菌ドナーからの便調達、治験薬製造等のサプライチェーンの最適化 など


腸内細菌叢(腸内フローラ)とは、腸内に共生する多種多様な細菌の集まりです。近年の研究によって、腸内細菌叢は腸内環境だけでなく、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、糖尿病、肥満、アレルギー疾患など、さまざまな疾患や健康状態と関連することが明らかにされつつあります。

こうした研究の進展を背景に、健康なドナーの便に含まれる腸内細菌を患者の腸内に移植する「腸内細菌叢移植(FMT)」が新たな治療方法として注目されています。これは、腸内細菌叢を用いて疾患に関わる腸内環境の改善を図るアプローチであり、海外では一部の疾患に対する治療への応用も進んでいます。

こうしたなか、メタジェンセラピューティクスは、腸内細菌叢の研究成果を医療・創薬につなげる取り組みを進めています。腸内細菌叢バンクを基盤として、免疫疾患(炎症性腸疾患)、がん、中枢神経系疾患を対象とした研究開発を推進しています。

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