補助金・助成金：「航空機エンジン向け材料開発・評価システム基盤整備事業」に係る公募について

補助金・助成金
全国
募集期間 2024年02月26日～2024年04月16日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
本プロジェクトでは、航空機の燃費改善/環境適合性向上の要請に応えるため、航空機エンジン部品の製造工程（鍛造プロセス等）の効率化、高度化を図ると共に航空機エンジン向けに高機能材料を開発します。また、関連企業や研究機関等と連携し、航空機用エンジンに関する材料データ蓄積及び強度評価・性能評価等に必要なデータベースを整備します。
なお、今回の公募の対象は、基本計画に記載の研究開発項目のうち、項目［2］「革新的合金探索手法の開発」のフェーズBです。同項目において2021年度～2023年度まで実施したフェーズAの成果を用いて、航空機エンジン向けの高機能材料の開発を目指します。

受付期間：2024年2月26日（月）～2024年4月16日（火）正午

説明会
開催日時：2024年3月8日（金）13時30分～14時30分
開催方法：オンライン（Microsoft Teams）
説明会申込期限：2024年3月6日（水）


◎補助率及び助成金の額
企業規模に応じて、原則、以下の比率で助成する。
・大企業：1/2 助成
・中堅・中小・ベンチャー企業：2/3 助成
＊大企業とは下に定義する中堅企業及び中小・ベンチャー企業を除いた企業
＊中堅・中小・ベンチャー企業とは、別途定める条件に該当する企業等であって、大企業等の出資比率が一定比率を超え、かつ、直近過去 3 年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が 15 億円を超えないものをいいます。
航空機エンジン向けの新たな合金を探索・開発する事業に大きな支援があります！

航空機は国際的な物流・移動手段の要です。国際旅客輸送の96％は航空輸送に依存しており、さらには付加価値の高い重要な貨物は航空輸送が大きな割合を占めているため、航空は重要な産業であるといえます。

こうした中、SDGsの推進に伴い、世界的にさまざまな産業で環境負荷の低い営みへの転換が進められています。

航空・空港業界は、航空機の製造、空港運営、航空機の運航など多様なプロセスで二酸化炭素排出を中心とする環境負荷をかけています。

とくに航空機の稼働では大量の燃料が消費され、それに伴いCO2が発生しています。

したがって、航空機の燃費改善は大きなCO2排出量削減につながる取り組みとして各国で推進されています。

「航空機エンジン向け材料開発・評価システム基盤整備事業」では、「フェーズA：システム開発」で開発された合金探索システムを用いて合金探索を行い、軽量・耐熱性に優れたハイエントロピー合金を開発し、航空機エンジンへの適用可能性を模索する「フェーズB：合金探索」を支援します。
「航空機エンジン向け材料開発・評価システム基盤整備事業」に係る公募について

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