電池製造の共通インフラの構築に取り組む「Beff」が3億円調達
2026年10月16日、Beff株式会社は、約3億円の資金調達を発表しました。
Beffは、製造現場に蓄積されたノウハウや電池データをデジタル化・活用し、電池開発・製造を支援するプラットフォームの構築に取り組んでいます。
独自開発の解析モデル「Beff Navigator」を活用したソフトウェアの提供を通じ、電池データを活用する顧客に対し、開発期間の大幅な短縮を実現できるソリューションを提供しています。
今回調達した資金は、グローバル人材の採用、自社ラボへの投資に活用します。
電気自動車や再生可能エネルギーの普及、さまざまな電子機器の普及・発展を背景に、電池は脱炭素化と安定したエネルギー供給を支える重要な技術となっています。
電池の用途拡大に伴い、求められる性能や仕様も多様化しており、電池メーカーには多品種の開発と効率的な量産体制の構築が求められています。しかし、電池の開発・製造には専門的な知識に加え、多額の設備投資が必要となるため、多様なニーズに応じた開発や量産立ち上げを進めることは容易ではありません。また、製造現場で培われたノウハウが熟練者の経験に依存し、暗黙知として蓄積されやすいことも、技術継承や生産性向上の課題となっています。
こうした課題に対し、Beffは電池開発から量産検証までを支援するプラットフォームを構築しています。AIを活用した電池関連情報の探索や、材料・設計・評価・製造に関するデータの統合、実際の製造環境での試作・評価や共同開発を通じて、電池の開発・製造プロセスの効率化と、製造現場に蓄積されたノウハウのデジタル化を推進しています。これにより、電池の開発期間の短縮や量産立ち上げの円滑化、歩留まりの改善を目指しています。
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