化粧品販売の開業手帳

    化粧品は百貨店、専門店、またスーパーやカタログ販売、さらにインターネット通販など、その販売チャネルも多様化しています。
    さらに最近は家電量販店やドラッグストア、さらにエステサロンや100円ショップなどでも化粧品を購入できるようになりました。
    このような販売チャネルの多様化によって、競合他店との競争も激しくなってきています。

    化粧品店で実際に販売されている商品種類も多くなってきています。
    化粧品店で取り扱っている商品は次のように分類されています。

  • 皮膚用化粧品
    化粧水、美容液、洗顔クリーム・フォーム、クレンジングクリーム、モイスチャークリーム、乳液等
  • 仕上げ用化粧品
    ファンデーション、おしろい、口紅、リップクリーム、ほほ紅、アイメークアップ、眉墨、睫毛化粧料など
  • 頭髪用化粧品
    シャンプー、リンス、ヘアトニック、ヘアトリートメント、ポマード、香油、ヘアスプレー、セットローション、染毛料など
  • 特殊用途化粧品
    日焼け止め・日焼け用化粧品、髭剃り用化粧品など

1.開業する際に必要となる手続きについて

化粧品は医薬品と違います。
例えば化粧品の販売のみだけであれば、許認可は特に必要ありません。
また薬用の表示がある医薬部外品の化粧品についても販売するだけであれば特に許認可は必要ありません。
しかし化粧品を製造する場合は「化粧品製造業」、また製造販売を行う場合は「化粧品製造販売業」の許可申請を行ってください。
さらに海外で製造した化粧品を国内で販売する際も、「化粧品製造業」「化粧品製造販売業」の許可が必要になります。
なお他社輸入の化粧品販売は、化粧品製造販売許可が必要になります。

また通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署に開業申請を、また法人の場合は必要に応じ、健康保険や厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワークへ、また労災保険関係は労働基準監督署、そして税金関連は所轄の税務署、または税務事務所に申請してください。

2.開業する際の注意点、準備について

化粧品店として開業する際は、個人店での開業、また化粧品メーカーの販売代理店で開業する方法もあります。
代理店の場合は料金も必要になりますので、本部の支援体制について確認しておいてください。
メーカー直下代理店以外であれば、化粧品の仕入れ作は次の方法になります。
・メーカーより仕入れる
・メーカー側の販売会社経由で仕入れる
・独立系の卸会社経由で仕入れる

化粧品輸入代行会社からの仕入れる場合
外国製の化粧品については、化粧品輸入代行業を行っている会社も多くそちらの会社を利用する方法もあります。
(自社で輸入して後に販売する際は、「化粧品製造業」「化粧品製造販売業」の許可が必要になります。)

3.必要資金例

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4.ビジネスプラン策定例

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5.入っておくべき保険

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6.必要になる契約書

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小売店に関するお店ごとの開業手帳

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