世界で人気のアニメ映画「クルードさんちのはじめての冒険」が教えてくれる3つのこと

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映画「クルードさんちのはじめての冒険」で描かれる起業家精神(創業手帳・海外支社カレン記者執筆)

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創業手帳グローバル編集部
創業手帳グローバル編集部は2014年11月より海外に支社を開設、起業家向け英語サイト Founder’s Guide を運営しています。現地では、元新聞記者や海外ビジネス経験の豊かな現地の弊社社員が、独自に海外の起業に関する情報を調査・執筆しています。

今回取り上げる映画「クルードさんちのはじめての冒険」は、世界興行収入約6億ドルという大ヒット作で、現在続編やテレビアニメも企画されているアニメ映画である。ニコラス・ケイジら日本でもファンの多い豪華俳優陣が声優を務めているにも関わらず、あまり日本で知られていないのは、日本では劇場公開されていないからだろう。

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この映画の舞台は原始時代。洞穴に住んでいる原始人一家が、未曽有の危機により洞穴に住み続けられなくなったため、別の安住の地を求めて冒険を始める。

「クルードさんちのはじめての冒険」を「子供向けのアニメだろう?」と言って侮ることはできない。この冒険のストーリーには、「起業家に必要なチャレンジにとは何か?」が分かりやすく描かれているのだ。

ちょっとした想いが世界を大きく変える

作中では、洞穴にすむ原始人一家がはじめて「火」を見て仰天する場面があるが、もしあなたが原始人だとしても、初めて火を見たときに(よい意味で)びっくり仰天したことだろう。ネアンデルタール人が、石をカチカチっと打って初めて火を生み出した瞬間は想像するしかないが、これは現代人が火星に行くために一歩を踏み出すのと同じくらい重要なことである。

映画では、火を見たことがキッカケで原始人一家にちょっとした探求心が生まれ、結果として彼らをとりまくすべてを変えてしまう。

起業家にとって重要なことは、人々にとって有用な商品・サービスを生み出す目的は、単にそれらを売って儲けるといういうことだけではなく、それらが世界を変えていくという「想い」である。FacebookのようなITサービスにはじまり、Paypalやバイオ燃料、偶然の産物であるコーンフレークに至るまで、数えきれないイノベーションも、起業家達のちょっとした想いから始まったものだ。これらは今日では我々の日常生活に大きな影響を与えている。

ベストを超えるものを創造する

例えば、「グラスの水を”半分しかない”と認識するか、”半分もある”と認識するか?」という精神論がある。しかし、この2択に対して「まず、水があることに感謝する」という第3の選択肢も考えうることにお気づきだろうか。

劇中で、「ひどく鋭利な貝があって横断できない」という原始人一家を、とある少年がヒトデで靴を編んで救うシーンがある。しかし、少年のような発想はなかなかできない。なぜなら、我々は既存のやり方で物事を成し遂げるしかないと思いがちだからだ。

もし、誰かが新しい試みをしようものなら、その人はバッシングに会うだろう。ヒトには未知のものを拒否しようとする本能があるためだ。

このシーンから学ぶべきは、誰かの作ったレールの上にいるのではなく、その枠を外れてより良いモノを自分自身で創造すべきだということである。あっと驚くようなアイディアは、日常のふとした瞬間に思いつくことが多い。
(このことに関しては夢をかなえるために心がけるべき簡単な3つのこと を参照。)

失敗を恐れずすぐにやってみる

様々なサービス・支援を安価に使用できる現代において大切なことは、とにかくまずやってみるということである。

「失敗は成功のもと」ということわざは、史実からも明らかである。あの発明王トーマス・エジソンは電球を発明するまでに10,000回失敗している。しかしそれは、10,000の動かない原因を知っているということである。

失敗は見方によっては知識となる。失敗したときは、悔やむのではなく、それを知識とする努力をすべきなのだ。映画の終盤で、主人公の少年はこの冒険で学んだ経験を活かして危機を脱する。「これまでのエピソードは、脱出劇の伏線だったのか!」ということがわかる。

挑戦が失敗するか成功するかはわからない。しかし確実なのは、失敗によって少なくとも得られる経験があるということだ。失敗を恐れてなにもしないというのは非常にもったいないのである。

原典:Be more like The Croods!
執筆:創業手帳編集部・海外支社 カレン記者
翻訳・日本向け編集:創業手帳・東京本社編集部

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