話題のビジエネBANKとは?中部電力×住信SBIによる法人口座のメリットを解説
電力業界初の事業者向け銀行サービス!お得な手数料とキャッシュバックで経費削減を実現

創業時に「法人口座なんてどこの銀行で作っても同じ」と考えてしまう人は少なくありません。しかし、選ぶ銀行次第で年間数十万円もの経費を削減できる可能性があります。
そんな中で注目を集めているのが、2025年9月に誕生した電力業界初(※1)の法人・個人事業主向けの預金・為替を含む銀行サービス「ビジエネBANK」です。
今回は、中部電力ミライズと住信SBIネット銀行が提供するビジエネBANKについて解説します。実際にどのくらいお得になるのかも検証しましたので、法人口座の開設を検討している方はぜひ参考にしてください。
※1 中部電力ミライズおよび住信SBIネット銀行調べ。2025年6月30日時点。電気事業法に基づく登録事業者のうち、銀行代理業者として預金・為替取引の媒介による法人・個人事業主向け専用銀行サービスの提供は初。
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この記事の目次
ビジエネBANKとは
ビジエネBANKは、中部電力ミライズ株式会社(※2)と住信SBIネット銀行株式会社が連携し、2025年9月24日より提供を開始した法人・個人事業主向けの銀行サービスです。
中部電力ミライズの電気・ガス料金の引き落とし口座に設定することで、他行宛ての振込手数料が月10回無料になるほか、電気料金の一部キャッシュバックも受けられます。
住信SBIネット銀行のサービスにはない、独自の特典が付帯されています。
※2 中部電力ミライズは住信SBIネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者です。
大手電力会社の業界初の取り組み
2024年12月に同社は住信SBIネット銀行株式会社と提携し、電力業界初(※3)となる家庭向け銀行サービス「カテエネBANK」の提供を開始しました。
※3 中部電力ミライズおよび住信SBIネット銀行調べ。2024年12月2日時点。旧一般電気事業者(みなし小売電気事業者)10社のうち個人向けの銀行代理業許可取得は初。そして、2025年9月24日に中小企業・個人事業主向けの「ビジエネBANK」の提供を開始しました。カテエネBANKと同様に契約者にメリットのある特典が用意されています。
住信SBIネット銀行のBaaSを活用
ビジエネBANKは、住信SBIネット銀行のBaaS(Banking as a Service)を活用しています。
BaaSとは、銀行機能をAPIを通じて外部企業に提供する仕組みのことです。これにより、金融機関以外の企業でも、自社サービスの一部として銀行機能を提供できるようになります。
ビジエネBANKは住信SBIネット銀行のBaaSを採用しているため、ネット銀行ならではの利便性やインターネットバンキング利用料の無料といったメリットを享受できます。
さらに、中部電力ミライズならではの独自特典として、電気・ガス料金の引き落とし口座に設定すれば、「他行宛て振込手数料が毎月10回無料」「電気料金の一部キャッシュバック」といった優遇サービスも受けられます。
ビジエネBANKの特徴
ビジエネBANKには5つの特徴があります。
基本料金が無料
ビジエネBANKでは、初期費用や月額基本料金が一切かかりません。
例えば都市銀行Aの法人口座では月額1,760円(※4)の基本料金(銀行口座の維持費、インターネットバンク利用料)が発生します。しかし、ビジエネBANKならこれらのランニングコストを0円に抑えられます。
※4 法人のお客さまが、都市銀行Aのインターネットバンキングを利用した場合の月額手数料。
基本料金が無料でありながら、目的別口座を最大10個まで作成できたり、パスワード認証よりも安全なFIDO認証で取引が簡単にできたりと便利さも魅力となっています。
振込手数料が110円(税込)
ビジエネBANKの他行宛て振込手数料は、振込金額にかかわらず一律110円(税込)です。
都市銀行Aのインターネットバンキングの場合、他行宛て手数料は660円(※5)かかりますが、ビジエネBANKならコストを5分の1以下に抑えられます。
※5 法人のお客さまが、都市銀行Aのインターネットバンキングから3万円以上の他行宛振込を行ったときの振込手数料。
なお、住信SBIネット銀行宛てであれば手数料は無料です。そのため、振り込み回数が多い企業様におすすめです。
毎月10回は振込手数料が無料
中部電力ミライズの電気・ガス料金の引き落とし口座に設定するだけで、他行宛ての振込手数料が毎月10回まで無料になります。
通常なら1回110円(税込)かかる手数料が0円になるため、年間で最大13,200円相当(※6)の経費削減効果があります。
※6 ビジエネBANKで他行宛振込を毎月10回利用した場合。
電気料金の一部をキャッシュバック
ビジエネBANKでは、以下の2つの条件を満たすだけで、毎月の電気料金に応じたキャッシュバックを受け取ることができます。
電気料金の支払い口座に設定するだけで、低圧契約なら年間最大60,000円、高圧契約なら年間最大240,000円相当のキャッシュバックが受け取れます。
1.ビジエネBANKを、中部電力ミライズの適用対象契約の電気料金引き落とし口座に設定する
2.専用フォームから、キャッシュバックの申し込みを完了する
■キャッシュバックの計算方法(月額)
| 契約種別 | 計算式 | 上限額(1契約あたり) |
|---|---|---|
| 低圧(電灯) | 契約容量(kVA)× 50円 ※10Aを1kVAとみなします |
5,000円/月 |
| 低圧(動力) | 契約電力(kW)× 100円 | 5,000円/月 |
| 高圧 | 契約電力(kW)× 100円 | 20,000円/月 |
※キャッシュバックは、対象電気料金確定月の翌月末日までに口座へ入金されます。
銀行口座の開設がオンラインで完結
口座開設の手続きは、ビジエネBANKアプリからすべてオンラインで完結します。銀行窓口への来店や、手間のかかる書類の郵送は一切不要です。
24時間365日、スマホひとつで申し込みができます。ビジエネBANKならスマホで本人確認を利用することで、最短翌日には口座を利用できます。
法人向けサービスが充実
ビジエネBANKは、住信SBIネット銀行のBaaSを採用しているため、同行の多機能なサービスを利用できます。
とくに注目なのが、事業性融資サービス「dayta」です。
日々の入出金データをもとに審査を行うため、煩雑な決算書の提出が不要。最短当日に借入が可能なため、急な資金調達が必要な場面でも安心です。
■預金・資産運用
| 預金カテゴリ | 対象商品・サービス |
|---|---|
| 円預金 | 円普通預金、円定期預金、SBIハイブリッド預金 |
| 外貨預金 | 外貨普通・定期・積立、外貨送金(受取・送金)、外貨即時決済 |
| 仕組預金 | 円仕組預金(プレーオフ)、外貨仕組預金(プレーオフ、コイントス、オセロ) |
■決済・振込・効率化
| サービスカテゴリ | 対象サービス |
|---|---|
| 振込・決済 | 振込、定額自動振込、口座振替、総合振込サービス |
| 入金管理 | 振込入金専用口座(バーチャル口座)、給与・年金受取 |
| 効率化ツール | 法人専用入出金明細、目的別口座 |
■資金調達・経営支援
| サービスカテゴリ | 対象サービス |
|---|---|
| 融資・カード | 事業性融資「dayta(デイタ)」、ミライノ カード |
| 経営支援 | 助成金・補助金支援、資金調達支援サービス |
【シミュレーション】ビジエネBANKはどれぐらいお得?
実際に創業時に中部電力ミライズと電気契約(電灯契約:200A(20kVA)または動力契約:30kWをご利用の場合)を行い、ビジエネBANKを選ぶと、どれぐらいお得になるかを調査してみたところ、年間13万8,000円お得(※7)になることがわかりました。
※7 都市銀行Aと比較した場合で試算しています。また振込み回数や電気使用量により、お得さは変動するため注意してください。
基本料金の削減効果
法人口座の維持において、意外と負担になるのがインターネットバンキングの月額基本料です。
例えば、都市銀行Aでは、Web上で各種銀行取引を行う場合、毎月固定の料金が発生します。
※8 法人のお客さまが、都市銀行Aのインターネットバンキングを利用した場合の月額手数料。
振込手数料の削減効果
月10回の振込でも、振込手数料660円(税込)の都市銀行では年間79,200円のコストがかかります(※9)。
これを振込手数料110円(税込)のビジエネBANKに切り替えると、年間コストはわずか13,200円。年間で66,000円の削減となり、浮いたコストを他の事務備品やサービス利用料に充てることができます。事業規模が大きくなるほど、切り替えによるメリットは大きくなります。
※9 法人のお客さまが、都市銀行Aのインターネットバンキングから3万円以上の他行宛振込を行ったときの振込手数料。
キャッシュバックによる還元効果
毎月の電気料金支払いに対し、契約容量に応じた金額が自動的にキャッシュバックされます。中小企業の場合は低圧電力(動力) 20kWの契約となりますが、低圧電力でも最大48,000円のキャッシュバックが受けられます。
電気の利用金額に応じてキャッシュバックが受けられることは、ビジエネBANKの大きな魅力です。
ビジエネBANKの口座開設5ステップ
お得なビジエネBANKの口座開設も簡単です。5STEPで口座を開設できます。
1.アプリから口座開設申し込み
ビジエネBANKの口座開設は専用アプリからお申し込みしてください。ビジエネBANKアプリを起動して口座を開設します。規約に同意の上、必要事項を入力し、申し込みます。
審査の過程で、電話番号やメールアドレスに連絡がくる場合があります。連絡が取れない場合、口座開設が見合わせとなることがあるため注意してください。
2.初期設定
口座開設審査が完了したら、アプリから初期設定を行いましょう。
口座開設完了後、登録メールアドレスに「法人口座開設完了」のメールが届きます。メールのURLをクリックしてアプリを起動します。
申し込み時に設定した「ユーザーネーム」と「初回ログインパスワード」を入力してログインします。画面の案内に従って、初期設定を完了させてください。
3.ビジエネアカウントとの連携
ビジエネBANKの特典(振込手数料無料・キャッシュバックなど)を適用するには、中部電力ミライズの会員サービス「ビジエネ」との紐づけが必要です。ビジエネ会員登録がお済みでない方は、会員登録を行ってください。
4.電気・ガス料金の口座振替設定
キャッシュバック特典を有効にするため、中部電力ミライズの電気料金引き落とし口座に設定してください。
本特典は、ビジエネBANKアプリで手続きすることで適用されます。そのため、郵送による口座振替申込書(紙)でのお申し込みは対象外となります。
5.キャッシュバックの申込み
口座振替の設定が完了しても、自動的にキャッシュバックは開始されません。
設定完了後に画面の案内に従って続けて、キャッシュバック申込みの手続きを行ってください。 この申し込みを完了させることで、すべての手続きが終了し、特典の適用がスタートします。
まとめ
ビジエネBANKは、法人や個人事業主にとってメリットのある銀行サービスです。
月10回まで振込手数料が無料になり、電気の支払額に応じたキャッシュバックが受けられます。都市銀行Aと比較すると大変お得になる銀行サービスです。
口座開設はアプリからオンラインで完結し維持費もかかりません。 この機会にビジエネBANKを開設してみてはいかがでしょうか?
(監修:
中部電力ミライズ株式会社)
(編集: 創業手帳編集部)




