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「Conoris Technologies」が7,500万円調達 クラウドサービス事業者向けセキュリティチェック効率化サービス「Conoris Answer」をリリース

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2022年8月24日、株式会社Conoris Technologies(旧社名:株式会社ミツカル)は、約7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、新プロダクト「Conoris Answer」の正式提供を開始したことも併せて発表しました。

「Conoris Answer」は、セキュリティチェックシートの入力・管理を効率化するクラウドサービス事業者向けサービスです。

過去に回答したことがあるセキュリティチェックシート・回答例をアップロードし、今回回答するセキュリティチェックシートをアップロードすることで、過去の回答のなかから類似した設問・回答を自動で表示し、セキュリティチェックシートの入力を効率化します。

「Conoris Answer」は完全無料で提供しています。

Conoris Technologiesは他に、クラウドサービスのセキュリティチェック支援サービス「Conoris」を提供しています。

企業では、重要なデータを守るため、システムが満たすべきセキュリティの要件を定めています。

近年はクラウドサービスを導入する機会が増えていますが、クラウドサービスの場合は多くの部分を第三者に預けることになります。

そのため、クラウドサービス事業者のセキュリティ状況を確認するため、セキュリティチェックシートを送付するケースが増えています。

このセキュリティチェックシートによって確認する項目は企業によって違い、標準化・共通化されていないものであるため、セキュリティチェックシートを記入することになるクラウドサービス事業者側は、新たな取引の際にはほぼ一から要件・項目を確認していく必要があります。

この課題解決を目指しているのが「Conoris Answer」です。

過去に回答したセキュリティチェックシートから、現在回答するセキュリティチェックシートの設問に近いものを自動で抽出し、過去の回答を表示するため、一度答えたことのある設問への回答を効率化することができます。

デジタル化のニーズが高まるにつれ、クラウドサービス事業者は今後も増加していくことが予測されます。

セキュリティチェックシートはクラウドサービス事業者の共通の課題であるため、「Conoris Answer」は多くのクラウドサービス事業者に利用されていくことになるでしょう。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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