メールマーケティングとは?メルマガのリピーター獲得に必要な4つの指標
低コストで多数の顧客にコンタクトできるメルマガを活用しよう!
(2015/02/08更新)
定期的にメルマガを配信しているのに、開封率が悪く反応はさっぱり・・・といったことはありませんか?
開封率やクリック率が悪いと
「内容がつまらないから?」
「読者が商品に興味がないから?」
と悪い想像ばかりしてしまい、
「メルマガなんてやっても無駄かも・・・」
という負の連鎖に陥りがちです。
でも開封率やクリック率を分析する「メールマーケティング」で、メルマガは強力な営業ツールに生まれ変わります!
この記事の目次
1.メルマガを活用するといいこといっぱい!
まずは今まで漠然とメルマガを発行してきた方のために、メルマガ活用がどれだけメリットがあるかを確認してみましょう。
サイトへ集客できる
サイトは基本的に読者が訪れるのを待つしかありませんが、メルマガは読者個別に「サイトを見に来てね!」と働きかけることができます。
読者が自らサイトへ訪問するのを促すプッシュ型戦略をとることができるのです。
低コストで実施できる
メールを書いて送るだけなので費用がかかりません。コストをかけずに集客することができます。
多数の顧客にピンポイントの情報を発信できる
サイトでは埋もれてしまうような情報でも多数の顧客に向けてピンポイントで発信できます。
2.メルマガのリピーターを獲得しよう
メルマガは最終的には自社の商品を買ってもらうことが目的ですが、そのためにはメールをまずは開封して読んでくれる人を増やすことが必要です。
つまり、メルマガリピーターの獲得が大切なのです。
まずはメルマガを楽しみにする読者を増やそう
テレビ・雑誌では大量の広告を目にします。人はCMで情報が提供されるのを当たり前と思い、時にはわずらわしく思うこともあります。
一方的に送り付けられるメルマガも大抵は読まれずにゴミ箱行きになる運命にあります。
定期的に、欠かさずメルマガを配信することも必要ですが、まずは読まれなければ意味がありません。
メルマガはお客様とつながる大切な手段。まずやるべきことは、読者が思わず開けちゃうメルマガを配信してリピーターを獲得することです。
読みたくなるメルマガとは?
では、読みたくなるメルマガの鉄則をご紹介しましょう。
読者が欲しい情報であること
読者は自分が興味がある記事を期待しています。
読者が面白いと思う情報であること
興味があるだけでなく、「知らなかったけど、面白そう・興味をひかれる」記事に期待しています。
適切なタイミングで配信すること
興味のある内容でも立て続けに配信してしまうと、読者はたくさん配信されるメルマガの中で何に興味があるかが判断しにくくなってしまいます。
メールマーケティングとは
読みたくなるメルマガの鉄則についてご紹介してきましたが、読者が何に興味を惹かれるのか、何を面白いと思うのか、絶対的な回答はありません。
指標を見て分析し、次のアクションを実行する。
これを繰り返し実施して読者の心に近づくことがメールマーケティングの極意なのです。
3.メールマーケティング4つの指標
それではメールマーケティングをする上で押さえておきたい4つの指標をご紹介します。
開封率
HTMLメール限定ですが、開封率のデータを取得できます。開封率は読者の実像を知るためになくてはならないものです。
開封率とメルマガのタイトルとを合わせて分析し、どんな読者がいるのか探っていきます。
どのタイトルの時に開封率がいいのか、以下のような傾向を把握すると読者像が明確になってきます。
- どんなキャッチコピーを入れているか?
- どんな情報か?(お得情報なのか、面白ニュースなのか、ウンチク情報なのか)
クリック率
クリック率も読者を知る上で重要な指標です。
クリック率が高いのは
- どんな商品なのか?
- 掲載位置はどこか?
に注目しましょう。
クリック率が高い掲載位置がわかれば、売上のあがらない商品をその位置に置いて原因を探ることもできます。
購入率
クリックした商品と全く違う商品が購入されたり、クリックしたけれど購入率が著しく低かったりします。
このような差異を把握すると、今後の販促の方針が見えてきます。
属性別の各比率
性別・年代・家族構成など、属性別の比率を分析してみましょう。
例えば、メルマガ経由でサイトを訪問した読者の属性とメルマガを開封した読者の属性に差異はありませんか?著しく差異がある場合はメルマガのコンセプトを見直す必要があるかもしれません。
「メルマガなんて意味ないかも」と思う前に、まずはこの4つの指標を分析してメルマガをブラッシュアップしていきましょう。
試行錯誤を繰り返してリピーターを獲得できた暁には、サイトも大入り満員になること間違いなしです。
(監修:株式会社ラクス 芹澤はずき(せりざわはずき) )
(編集:創業手帳編集部)