【第二回】注目の女性起業家が実現する「誰でもプロに簡単に相談できるサービス」ビザスク

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「株式会社ビザスク」代表取締役社長 端羽英子氏インタビュー(2/3)

【第一回】端羽英子社長「ボストン子連れ留学からの起業」資金調達ここだけのハナシ

「結婚」「出産」「育児」。日本の女性がキャリアを築いていく中で、大きな障害となるこれら3つの要素。そのすべてを20代で経験し、キャリアを形成してきた端羽さんは、自身の体験をもとに「スキルを有効活用できるサービス」を展開する。私たちの働き方は、これからどのように変わっていくのか。キャリアの変遷から創業時の苦労まで幅広く伺った内容を、全3回にわたってお送りする。

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【第一回】端羽英子社長「ボストン子連れ留学からの起業」資金調達ここだけのハナシ

2015-03-04 17.29.06川本修正

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端羽 英子(はしば・えいこ)
東京大学経済学部を卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社。投資部門にて企業ファイナンスを担当する。退職後は米国公認会計士の資格を取得し、日本ロレアルに入社。ボストン留学を経てMBA(経営学修士)を取得。投資ファンドのユニゾン・キャピタルにて企業投資を5年間経験し、株式会社ビザスク(旧:walkntalk)を設立。グロービス・マネジメント・スクール講師という顔も持つ。

ビジネスの意思決定に使える「Yahoo!知恵袋」

ー改めてビザスクのサービス内容について教えてください。

端羽:簡単に言うとリアル版・実名版の「Yahoo!知恵袋」と言えるかと思います。創業手帳が「起業の母子手帳」なら、我々のサービスは「ビジネスの意思決定に使えるYahoo!知恵袋」だと思っていただくのが一番でしょう。たしかにYahoo!知恵袋はとても便利でいろいろなことに答えていただけますが、ビジネスの意思決定に使えるかと言うとそれは難しい。

たとえば稟議書に「Yahoo!知恵袋で調べました」とは書けないじゃないですか。しかし、専門家を含めたいろいろな人に聞きたい、最新の情報をチェックしたいという需要はあります。ただ、どうやって調べればいいのかが分からない。あるいは誰にどう聞けばいいのかがはっきりしない。そういった情報が我々のサービスでは実名で、しかもクローズでありながらリアルな場面で得られます。

お客様としては、新規事業を検討されている方だったり、M&Aを検討されている方だったり。つまりは知らないことを調べなければならない方ですね。そういった方々が企画を一歩前に進めるために活用しています。信用できるような情報・アドバイスを手に入れることが主な目的ですね。

たとえば自分のビジネスモデルについていろいろと考えるとき、Yahoo!知恵袋でもある程度情報を手に入れることはできますが、できたら自分のちょっと先輩、もしくは実際にやったことがある人にアドバイスをもらえればと思いますよね。我々のサービスではそれが可能です。実名で、リアルで、ビジネスの意思決定に使えるYahoo!知恵袋と思っていただければ嬉しいです。

実際に私も、起業当初はあちこちに聞きに行きました。ただ、誰に何を聞けばいいのかが分からなかったのです。起業の世界というのは、なんだか閉ざされているじゃないですか。まるで村のように。金融は金融で閉ざされている。他の業界も同じです。同じ業界同士で村ができているので、外部からは参入しづらいのです。

ー起業というお話がありましたが、利用者は起業を検討されている方が多いのですか?

端羽:私たちが提供しているサービスにはまったく異なる2つのパターンがありまして、片方はWEB上で質問を出す、あるいは検索してもらい、WEBサービスとしてマッチングするというもの。もう片方は、比較的大きい企業の方が新規事業を立ち上げる際に、未知の領域について調査するときに利用していただいています。後者の場合には、プロジェクト単位で我々が仕事を受け、私たちのデータベースにいるアドバイザーさんをマッチングしてアドバイスすることになります。つまり、BtoBの部分とCtoCの部分とを両方やっているのです。

とくにWEB上でマッチングするほうは、起業のタイミングで聞かれる方が多いですね。それも会社の作り方とかではなく、「こういうアイデアで起業を思いついたのだけれど実際にどう思いますか?」という内容が多いです。ちょうど数年前に流行った「リーン・スタートアップ」のような手法です。「こういうアイデアはどう?」「こういうプロダクトはどう?」というように、その都度聞いて、改良していく感じです。とくにサラリーマンの方はお金がありますので、起業の前にじっくり調べているのかと思います。

私の場合で言うと、もともとはECをやろうと思っていたのです。いわゆる物販ですね。それでそのとき、あるタイムセールサイトを運営されていた方にアドバイスを求めたところ、ダメ出しを受けてしまったのです。ただ、そのダメ出しそのものがとても有用なものだと思い、物ではなく情報を売ろうと方向転換したのですね。それが私の原体験となっているのですが、同じような考えで我々のサービスを使われている方は多いですね。

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