日本企業のM&A件数が、2021年から2年連続で過去最多を更新しています。しかし、「会社の売却・買収だよね」といったネガティブなイメージを持つ方、「中小企業には関係のない、雲の上の話」といった捉え方をしている方が、まだまだ大半を占めるのではないでしょうか。
実際には多くの企業が、事業継続、経営効率化、競争力アップ、スムーズな起業…など、それぞれの目的に合った多様な形のM&Aを実現させています。中でも注目すべきは“スタートアップによるM&A”や“中小企業や個人事業主同士のスモールM&A”が増えていることです。M&Aを誤解したままでは、事業成長の「最善の選択肢」や「絶好のタイミング」を逃してしまうことにもなりかねません。
これからは、企業の成長や強化にM&Aをどんどん活用していく時代です。国をあげてM&Aを支援する動きもあり、「今がまさにねらい時」とも言えるでしょう。
とは言え、M&Aは簡単にできるものではないため、最低限かつ最重要なノウハウをこの『中小企業のためのM&Aガイド』で身につけていただければと思います。
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理解不足や偏見がジャマをして、会社や事業を大きく成長させ得る「M&A」という選択肢を見過ごしてしまうのは、非常にもったいないことです。今こそ、中小企業も、M&Aの「売り手」になれる価値や「買い手」になれる可能性を秘めていることをもっと知るべきでしょう。「なんだか難しそう」と敬遠することはありません。中小企業のM&A活用には、実はいくつかのパターンがあります。このガイドでは、そこにポイントを絞り、中小企業の個人事業主のみなさんにこそ知っていただきたいM&Aを、わかりやすく解説しています。
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創業前、創業時に必要な情報が整理されてあるので、毎日カバンに入れて持ち歩くほど参考にさせていただきました。
特に弊社は、インターネットサービス事業を基本としており、広告・広報にも非常に参考になりました。
創業手帳は、基本的なオペレーションの仕組みやノウハウが非常に分かりやすくまとめられており、役立つものですので、私も支援先のベンチャーに紹介しております。
創業手帳を活用すれば、業務を効率化し、最も大切なビジョン・構想の策定に時間を使うことができるようになるので、企業の成功につながるのではないかと思います。
起業や創業に必要な情報が非常に整理されてまとまっています。
創業時には、いかに時間を事業に投下するかが重要なので、経営に関する情報を素早くキャッチアップするという点で非常に活用できました。具体的には、創業融資に関する細かい制度については、冊子や創業手帳のセミナー等で情報収集しました。
私の周りにも、スタートアップの起業家のお客様も多いですが、起業・創業した経営者に創業手帳をお勧めしたいと思っています。
もっと早く『創業手帳』があれば、立ち上げがスムーズだったなと思います。創業時は会社を立ち上げ、事業を軌道に乗せることに集中しがちです。しかし、経営者として経営全体を俯瞰する必要もあります。私の場合は幸運にも、創業融資を受けることができ、事業の垂直立ち上げができました。『創業手帳』には、創業融資の他にも補助金や助成金等、資金繰りに関する記事が多いので、これから起業を考えている方は必読だと思います。
『創業手帳』では、実際に起業したらどういうことをどのようにやればいいかを分かりやすく指南してくれているので、起業を考えている方は、起業前に入手しておくとより役立つと思います。 当事務所では、法人設立したばかりのクライアントには、必ず創業手帳を渡して読んでいただいています。特に、『資金調達方法一覧』や『販路の拡大方法一覧』などは創業期に必要な資金や売り先確保の情報が見やすく、役立っているようです。 また、『創業期の税金イベント一覧』はとても分かりやすく、当事務所の新規のお客様に、どのような業務がどの時期にあるかを説明する時に使わせていただいています。
会社立ち上げ当初の税理士紹介や、メディア掲載等のサポート及びアドバイスは分からない事が多い中で、非常に助かりました。また会社が成長していく過程での成長期毎の課題に対しても、客観的にアドバイス頂いた事で、自分の状況と何に集中すべきかの整理ができてとてもありがたかったです。