法人印鑑|会社設立時に準備すべき実印・銀行印・角印

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会社設立時に準備すべき3つの法人印鑑 「実印・銀行印・角印」の違いを知っていますか?

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会社設立でこれだけは準備すべき3つの印鑑

(2014/12/26更新)

起業して会社設立するためにはどんな印鑑が必要なのだろうか? また、必須ではなくとも、用意しておくのが一般的な印鑑とは?

今回は、会社設立時に準備すべき印鑑について、利用目的や効力についてまとめた。

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会社設立時に準備すべき法人印鑑

会社設立にかかわる印鑑の種類や名前は、なんとなく知っていても、それぞれの印鑑が「どういう目的や用途で利用されるのか?」、またそれぞれの印鑑に「どんな効力があるのか?」については詳しく知らない起業家も多いのではないだろうか?

会社設立時に準備すべき3つの印鑑
  • 実印(代表者印、会社実印、法人実印、丸印)
  • 銀行印(銀行届出印、金融機関届出印)
  • 角印(社印)
  • 起業して会社設立時に最低限準備しておくべき印鑑は、実印銀行印角印の3つだ。それぞれの利用目的や効力についてみていこう。

    実印(代表者印、会社実印、法人実印、丸印)とは?

    実印は、会社設立時に必ず必要になる印鑑である。実印は、代表者印・会社実印・法人実印・丸印などとも呼ばれる。

    実印は、法務局で会社設立の手続をする際に、登録手続をする。形式的には、法人登記を変更することも可能な極めて大事な印鑑であり、実印が押されている書類は、原則として、その会社が正式な意思決定に基づいて印鑑を押したものとして扱われる。

    実印には、18㎜の丸印を用いることが多いが、「代表印は丸」、後述する「社印は四角」というのは単なる慣例であり、法律で形状が定められているわけではない。

    上記のとおり、極めて重要な印鑑である。通常どの会社においても、厳密に保管されている。よって、会社を経営する上で、法律上必ず必要とされている印鑑は実印のみだが、日常的な業務で使用するために、他の印鑑を作るべきである。

    銀行印(銀行届出印、金融機関届出印)とは?

    銀行印は、取引口座を開設する際に、銀行(金融機関)に届け出る印鑑である。銀行印は、銀行届出印・金融機関届出印などとも呼ばれる。

    銀行印と通帳さえあれば、金融機関で預金の引き出しができる。そのため、必要に応じて経理担当者に預けることもあるが、金銭的な不正を防ぐためには、「一定額以上の送金・出金手続には役員の承認が必要」等、厳しい内規を定めておくとよいだろう。

    また、会社の実印(代表者印)を銀行印として届出することももちろん可能だが、一般的には、会社の実印とは別に銀行印をつくるのが一般的だ。上述のように、会社の実印は極めて効力が大きい印鑑であり、銀行印と同一にしてしまうと紛失・盗難・悪用等、リスクが高まるからである。

    角印(社印)とは?

    contract_and_inkan_figure01角印は、ビジネスシーンで日常的に多く使うことが想定されている印鑑である。社印などとも呼ばれる。

    見積書、請求書、領収書など、実印を押すほど重要ではない書類に押印が必要な場合に利用される。

    角印に決まった形式はないが、一般的には正方形の四角い形状をしている。実印の項でも述べたが、「代表印は丸」「社印は四角」というのは単なる慣例であり、角印も法律で形状が定められているわけではない。

    「株式会社○○之印」というように記載され、会社の「認印」というと、この印鑑のことを指すことが多い。

    会社設立時に準備すべき法人印鑑のまとめ

    起業して会社設立する際には、ひとまず、3つの印鑑「実印」「銀行印」「角印」を用意すれば十分だ。法人登記に「実印」は必須だが、一般的なリスク回避や業務効率化ために「銀行印」「角印」を別途用意する。その後、必要に応じてゴム印、役職員用の印を用意していくのがよいだろう。

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    (監修:田中尚幸 弁護士
    (編集:創業手帳編集部)

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