【速報】「Startup World Cup 2017」優勝記者会見!日本代表ユニファ土岐氏が語る「今後の展望」

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創業手帳編集部が潜入取材してきました!

(2017/04/14更新)

世界12か国15地域、約1万社の中から選ばれたスタートアップ15社が、約1億円の投資賞金をかけてプレゼンを行う【Startup World Cup 2017】。
3月24日(金)にサンフランシスコで行われた決勝戦で優勝の座を勝ち取ったのは、なんと日本代表のユニファ株式会社でした!
今回はこの歴史に残る快挙を記念して、4月13日(木)に行われた優勝記者会見の模様をお送りします。

Startup World Cupとは

Startup World Cupは、世界のスタートアップエコシステム構築を目指し、イノベーション促進と起業家精神育成をサポートするグローバルイベントです。
Fenox Venture Capitalが世界規模で企画・運営しており、今回は世界12か国15地域から約1万社が参加されました。
各地域で優勝したスタートアップ15社がサンフランシスコで行われた決勝大会に出場し、Apple共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏を筆頭とした著名な審査員に向けて、約1億円の投資賞金をかけてプレゼンを実施しました。

インフォテリアCEO 平野洋一郎 氏の祝賀スピーチ


まずは、Startup World Cup 日本予選の審査員を務めた、インフォテリア株式会社CEO 平野洋一郎氏の祝賀スピーチから始まりました。

「近年では世界を目指す日本のスタートアップは増えてきていますが、今回のワールドカップのように、世界各国の代表と戦ってNo.1を手にしたのは、ユニファが初めてです。初代のワールドチャンピオンが日本から誕生したのは、日本のスタートアップにとって歴史に残る輝かしい1ページだと感じています。」と、ユニファの偉業をたたえました。

「ワールドクラスのイベントに出ることは容易ではありません。ですが、メジャーリーグと同じように、1人ここを突破することによって、フォロワーが続くという傾向があります。今回の優勝が、日本のスタートアップにとって、新しい1ページが開かれることを願っています。」と後続のスタートアップへのエールを贈られ、スピーチが終了しました。

Fenox VC CEO アニス・ウッザマン氏から主催者挨拶


続いては今大会の主催者、Fenox VC CEO アニス・ウッザマン氏から、世界12か国15地域を対象に行った今大会の概要や、Apple共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏を筆頭とした審査員の紹介に入りました。

主催者だけが知っている審査員の裏話も話していただきました。

ちなみに大会当日、スティーブ・ウォズニアック氏は多忙と聞いていたので、アニス氏は「少しスピーチして帰られるんじゃないかな?」と思っていたそうなのですが、最後、ユニファにトロフィーを渡すまで残っていてくれたそうなのです!
スティーブ・ウォズニアック氏が今大会を応援していることが伺えるエピソードです。

そして、次回大会の概要が発表されました!
今回は12か国15地域が対象だったのに対し、次回は30か国以上での開催を予定されているそうです!

そして、特に会場が注目したのは、ポテンシャルスピーカーとして招待される著名人たち。
なんと、第44代大統領 バラク・オバマ氏、ヴァージン・グループ会長 リチャード・ブランソン氏、ファイスブック最高執行責任者 シェリル・サンドバーグ氏などの著名人が招待される予定なのです!
次回大会も待ち遠しいですね。

堀江貴文氏からビデオレター


アニス氏の挨拶の後に、ゲストからのビデオメッセージがご紹介されました。
ビデオメッセージの主は、なんと日本予選でも審査員を務めた堀江貴文氏!
「今回の優勝を機に、ユニファのサービスが世界中に広まるように祈っています」とエールを贈りました。

ユニファ土岐氏から優勝報告


続いては本日の主役、ユニファ土岐氏が登壇され、決勝大会当日の様子を振り返っていただきました。
子供の見守りロボット「ミーボ」を開発し、子供の体温をセンサーで計測して健康状態を分析することで、親や保育士などに知らせるビジネスをプレゼンした土岐氏。当日、各国のスタートアップを出会って感じたこと、それは「国ごとの課題や社会情勢とスタートアップは密接な関係がある」ということだったそうです。

「日本だけの課題だと思っていた保育の事情ですが、このように世界に評価していただけて大変光栄だと感じたのと同時に、勇気をもらいました。」と今回の優勝の喜びを語っていただきました。

「このサービスを全世界において開始させることが我々の使命だと感じております。そのために今回の賞金は、サービスの開発、海外の医療機器メーカーとの連携や独占契約のために使っていくのはもちろん、一番重要なのは、人材です。まだ誰も
やったことがない事業を世界で展開していく力をつけるために、新しいメンバーを募集したいと思います。
」と今後の展望についても語っていただきました。

「やればできる」を伝染させたい


「今後の私の役割は、やればできるんだ!ということを、夢の実現を目指しているメンバーたちに伝染させていくことだと思っています。そうやって周りの人々の考え方を変えていけたらいいですね。」
と、最後に、これからの抱負について語っていただいた土岐氏。
今回の優勝で、今後の活躍が期待されます。

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(編集:創業手帳編集部)

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