レンタルオフィスのメリットって?起業時のメリットと7つの比較ポイント
レンタルオフィスのメリットと比較ポイントをまとめてみた
(2018/7/2更新)
起業初期にメリットの多いレンタルオフィス。これから起業を考えている方の中には、最初のオフィスとしてレンタルオフィスを検討している方も多いのではないでしょうか。ただ、他のオフィス形態と比べてのレンタルオフィスのメリットや、オフィス同士を比較する際のポイントについて知らないまま、漠然とオフィスを探してしまう方も多いようです。
そこで今回は、「お部屋探しマスト!」を手がけながら、ビジネス向けにはレンタルオフィス「BIZ SMART」を都内5か所で展開している積和不動産さんに、レンタルオフィスのメリットと具体的な比較ポイントについて聞いてきました!
本文を読むこの記事の目次
レンタルオフィスのメリットって?
自宅オフィスと比較してのメリット
自宅オフィスに対してのレンタルオフィスのメリットは、何と言っても「ビジネスエリアに会社所在地を持てる」こと。取引実績の少ない起業初期、名刺やホームページに記載した会社所在地は、会社の信用度を伝える数少ない手段の一つです。会社がビジネスエリアにあるというだけでも、相手にとっては大きな安心材料になります。
また、ビジネスと私生活のオン・オフをしっかり分け、仕事の効率を高められることも大きなメリットです。
自宅オフィスを検討している方の場合、一人で起業するという方も多いと思いますが、その場合ビジネスに関わる全ての仕事を一人で行わなくてはいけません。限られたリソースで最大限の成果を出すためにも、「集中して仕事を行える環境づくり」は重視したいところ。
自宅をオフィスにした場合、自分以外誰もいないという環境で、高い集中力を保ち続けるのは至難の業ですが、レンタルオフィスなら「周りもみんな働いている」という程よい緊張感のなか、常に集中して仕事を行うことができます。

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コワーキングスペースと比較してのメリット
コワーキングスペースは、一つの空間を複数社で共同利用するオフィス形態。賃料を抑えられる反面、PCなどの荷物を置きっぱなしにできなかったり、電話や社員間で話をする際に周囲に気を使わなくてはいけなかったりと、共同利用ならではのデメリットがあります。また、利用時間が「平日○○時まで」など限られるケースもあり、遅くまで仕事をする方には向かない面もあります。
レンタルオフィスの場合、個別の部屋をオフィスとして利用する形態のため、PCやオフィス家具などを使い勝手に合わせて自由に配置できるメリットがあります。また、話し声を気にする必要もないため、メンバー間で活発にコミュニケーションをとる場合や、情報の機密性が求められる業種にはぴったりの選択肢となります。利用時間も、レンタルオフィスなら24時間365日利用可能、というところもあり、多忙な起業初期にはメリットになるでしょう。
レンタルオフィスを選ぶ際の比較ポイントは?
レンタルオフィスのメリットが整理できたところで、次はレンタルオフィスの同士の比較ポイントについてみてみましょう。積和不動産さんによると、以下の7つは要チェックとのこと!
①アクセス
自宅からの通いやすさだけでなく、BtoB事業の場合は自社のお客さまになる企業目線でのアクセスも重要。自分にとってのアクセスと、お客さまにとってのアクセスのバランスを取ることが大切です。
②オフィス運営元は信用できるか
意外と忘れがちなのが「オフィスの運営元の信頼性」。オフィス運営元が倒産してしまったら元も子もありません。また、オフィスビルの一角を運営元が借り、レンタルオフィスとして貸し出している場合、運営元が信頼できてもオフィスビルの都合で立ち退きを求められる、というケースもあり得るため、要注意です。
③入居時の契約形態
レンタルオフィスには様々な契約形態があり、それぞれに特徴が異なります。例えばオフィスの契約期間中に途中解約をする場合、オフィスの会員として契約する形態では残存期間分の支払いが必要なケースがありますが、「賃貸借契約」の場合はそのような支払いなしに解約することができます。
また、許認可の必要な事業の中には、賃貸借契約が多少有利になる事業もあるため、オフィスの契約形態は多面的にみる必要があります。
④オフィス外観やラウンジの見た目
オフィスビルの外観やラウンジなどお客さまの目に触れる部分は、会社の第一印象を決定づける「顔」ともいうべきところ。起業初期の場合、豪華である必要はありませんが、清潔で整った印象を与えるオフィス選びを心がけましょう。
⑤本当に初期費用が抑えられるか
通常のオフィスと比べ賃料が安く、入居時の初期費用を抑えられるのがレンタルオフィスのメリットですが、備えつけの家具がなかったり、有料の付帯サービス加入が必要だったりで、そこまでコストを抑えられない場合があるのも事実。見た目の費用だけでなく、その中に何が含まれているかも忘れずにチェックしましょう。
⑥オフィスの間仕切りや空間
レンタルオフィスはコワーキングスペースと違い、会社ごとに独立した部屋を借りられる形態ですが、部屋の区切り方はレンタルオフィスそれぞれ。パテーションで区切られているオフィスでは、声が隣のオフィスに筒抜けになってしまうところもあります。また、毎日使うオフィスのため、空調管理を部屋ごとに行えるか、日当たりはどうか、などの観点でもみるようにしましょう。
⑦オフィスサービスは充実しているか
レンタルオフィスによっては、無料ドリンクやコンシェルジュなど、利用者が仕事に集中できるようサービス展開をするところも多いです。そういったオフィスを選ぶことで、快適・効率的に仕事をすることができます。
レンタルオフィス「BIZ SMART」のメリットについても聞いてみた!
ここで、積和不動産さんが都内で手掛ける「BIZ SMART」についても教えてもらいました。
「BIZ SMART」は神田(2拠点)、茅場町、代々木、新宿という4つのビジネスエリアに計5拠点を構えるレンタルオフィスです。都内の西側・東側両方をカバーし、全てのオフィスが最寄駅から徒歩数分の好立地にあるため、自身やお客さまの通いやすさによって最適な立地を選択できるメリットがあります。
「BIZ SMART」最大の特長は、「ビルをまるまる一棟、レンタルオフィスとして新築している」ということ(※)。上記で説明したビル都合のリスクを避けられるうえ、レンタルオフィス専用に作りこむことで、例えば、お客さまを通しやすい上質なラウンジや使い勝手の良い会議室、更には各オフィスがしっかりした壁で区切られている、1名用オフィスでも個別空調が使えるなど細かなところまで、利用者目線での使いやすさを最大化しています。
サービス面においても、フリードリンクやコンシェルジュサービスなどが全オフィス共通でついているなど、仕事を快適に、効率的に行うための工夫が盛りだくさん。また、オフィスには机など最低限の家具が付いており、入居費用もシンプルなのも、初期費用を抑えたい起業時には大きなメリットとなることでしょう。
オフィスによってはキッチンスタジオがついていたり、見晴らしの良い広いラウンジを使えたりと、オフィスごとの特長もさまざま。都内で起業を検討している方はぜひチェックしていただきたいレンタルオフィスです。
(※)「BIZ SMART西新宿」はレンタルオフィスの他、住居や店舗もあります。
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(監修:積和不動産株式会社)
(編集:創業手帳編集部)