注目のスタートアップ

株式会社HANATABA 柴田啓佑 | オンライン婚活パーティーに特化した自動司会者サービスで注目の企業


オンライン婚活パーティーに特化した自動司会者サービス「tender」で注目なのが柴田啓佑さんが2020年に創業した株式会社HANATABAです。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、多数で集まるイベントや飲み会などが開催しづらい中、直接会わずにオンライン上でのコニュニケーションツールを使う場面が多くなってきました。

婚活パーティーにおいてもオンライン化が進んでおり、会場に行かずに、自宅で画面越しに出会いを求めることが出来るようになりました。

しかし、画面越しかつ初対面ではなかなか話が盛り上がらないため、進行する司会者が重要な役割を担いますが、婚活パーティーの主催する側としては毎回の司会者手配やコストの負担も大きいのが現状です。

そこで、株式会社HANATABAのオンライン婚活パーティーに特化した自動司会者サービス「tender」を使用することにより、プログラムを自動で進める機能で進行管理を無人化することができます。さらに参加者の満足度を向上させるtenderの話題提供機能を活用することで、イベントを円滑に進行することが可能となります。

また、初めてオンライン婚活イベントを行う人でもシンプルで使いやすいツールとなっており、人件費・管理コストを抑えて開催頻度を向上させることが可能です。

株式会社HANATABAの柴田啓佑さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

「tender」はオンライン婚活パーティーに特化した自動司会者サービスです。
オンラインでの新しいコミュニケーションの形をつくり離れていても満足度が保ちやすい体験設計を考えています。

オンライン婚活パーティー、街コン、各種オンラインイベントなどでもご活用できます。

オンライン交流に関わるすべてを、より楽しく参加者の満足度を高いものへと変えるサービスです。

〈詳細はこちら〉
https://tender.party/

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

昨今のコロナの感染拡大の状況下により、オンライン婚活を開催する婚活事業者が増えてきました。
しかし、オンライン婚活の作り方や運用の仕方などが大変で参加者側の満足度を上げれず、多くの事業者はオンライン婚活を断念をしました。

しかし、2022年初めから新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大がおき、通常の婚活イベントの開催が再び難しくなり、オンライン婚活の必要性が増してきました。

その中で、オフライン同様に運用できるオンライン婚活の実現を可能にするため、これまでのオンライン婚活の課題を解決する自動司会進行AIツール「tender」を開発しました。

「tender」を活用すれば、参加者同士のコミュニケーションの促進を始め、運営者の運用コストの削減など、オフラインでやっていた通常通りの婚活イベントの実現を目指しています。婚活事業者の皆様と一緒にコロナ禍を乗り越えていけるパートナーとして存在していきたいです。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

コロナ禍になり、オンラインでの交流が当たり前になってきました。

とはいえ、オンライン交流では何気ない会話や参加者の満足度が保ちづらく、オフラインのようなパーティーのやり方では難しいとわかりました。

実際、オンライン婚活イベントにはまだまだ課題が多く、主催者側として「司会進行の仕方がわからない」「参加者の会話が盛り上がらない」「収益化が難しい」などさまざまな課題があり私たちは”自動のプログラム進行、司会者がいなくても参加者のエンゲージメントを高められるビデオ通話サービス”という発想により、婚活事業者向けのオンラインパーティーの課題解決できるようなサービスをはじめました。

このサービスによって、時間、場所の制約を超えて、遠くの人々同士の良い体験を生み出すことができます。
多様なパーティが企画されて、多くの交流が生まれることを願ってます。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

創業時は本サービスではなく全く別のサービスをやっていました。
この頃、プログラミング学習サービスをやっていました。

ただとにかくサービスは伸びないし、お金は無くなる(残高10万円まだいきましたw)と言った感じで未来が見えず、もがき苦しんでむちゃくちゃ迷走していました。

サービスをなんとかしようとしすぎて当初の想いともずれてしまって、共同創業者からやる、価値を感じないからやめたいというふうに言われました。

お金もない、サービスは想いからずれていってる。
そんな中で続けられるはずもなく僕もそうだねと受け入れてやめる方向に会社全体で傾きかけていました。

・お金はない
・やる意義を見失う
・ニーズをさせている感じもない

そんな形で3重苦でとても大変でした・・・

・どうやって乗り越えましたか?

それでも、やめるにもお金がかかります、まず融資でもらっていた500万円返さないといけないのですが、手元には合わせても100万円以下のお金しかありません。
そもそも、来月の生活費支払いだって怪しいくらいでした。

そこで、協力して案件をこなすしかないという結論に達しました。

自分たちのできることを探してやるというところで、プログラマーでもあるので、知り合いにプログラミングの仕事はないか片っ端から相談をして、なんとか仕事をかき集め生活を安定化させることにしました。それでも会社としてやることを失っているので、解散の方向は変わらなかったのですが、すでにアクセラレーションプログラムに参加していたので、義務的に新しいサービスや会社を考える時間がありました。

その時に、自分たちの根本となる思いはどこにあったのかを振り返ることになりました。

何をしたいのか自分たちに再度突きつけられる中で、たまたま共通する痛みや想いの中で「オンラインのコミュニケーションは寂しくて制限感が強いよね」というところに行きつきました。そこで、もう一度だけ「オンラインのコミュニケーション」の課題に絞って動いてみることにしました。

そんな折、以前からの知り合いのファシリーテータ(司会業のようなもの)の方と会話していて、「コミュニケーションに司会者を導入すれば良いのでは」という仮説が出てきました。

実際にテストしてみると、まぁ、私たちの司会スキルが低いので不満がめっちゃ出たのですが(笑い)、テスト中の会話数が明らかに増大していました。
そこで、この方向性でサービスを開発することに決めました。

ただ、サービスが売れるためには痛みの強い人から刺さないと売れないということがわかっていたので、この課題によって痛みを感じている分野をリストアップしてみたところ、婚活パーティの業種が本当に苦労していることに気が付きました。

実際にヒアリングしてみると、コロナになって「オンラインで婚活パーティを開くか廃業するか」の二択だったという声を聞きました。

スタートアップなので、最初から全部に届けるのは難しいので、痛みが強い婚活パーテイの業界のオンライン化を目指すことに決めました。
そこで開発されたのがtenderです。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

会社としては弊社は「制限のない世界を作る」ことをビジョンとして、まず「コミュニケーションの制限を取っ払う」ことをミッションとしています。
こういった想いをメンバー全員が感じて、やりがいを感じながら能動的に行動できる組織にしていきたいと思っています。

その事によって、まずは目の前のお客様から徐々に社会に対して大きなインパクトを残していくような会社にしていきたいと思っています。
サービスとしてはまず、短期的には、婚活事業者の皆様と一緒にコロナ禍を乗り越えていけるパートナーとして存在して行くことをゴールとして目指しています。

中長期としては、様々なオンラインコミュニケーションを行う場所として地位を獲得していきたいと思っています。
今まで、リモートツールの多くは、ワークプレイスとして優秀であることが最重要視されてきたところがあると思いますが。
これからは、楽しむこともオンラインでできるようになる必要があると考えており、そのスタンダーを目指していきます。

・今の課題はなんですか?

お客様になっていただけそうな会社も数社出てきています。
また、サービスの大まかな開発が完了しつつあります。

その中で、さらなる「サービス提供」を行うために人材が重要になってきています。
特殊なシステムのため、「エンジニア」のジョインが不可欠な状態です。

副業・フリーランスも含めもし興味がある方がいらっしゃればぜひお話をさせていただければと思っています。

・読者にメッセージをお願いします。

創業期は「ヒト」「モノ」「カネ」すべてが不足している中での挑戦になるかと思います。
その中ですすめることができるのは、商売の合理性より、創業者の想いや、やる気によるものだと思います。

しんどい中で考えると良かったなと思ったこととしては、どんな「世界を作りたい」のか、どんな「会社を作りたい」のか、どんな「仲間とやりたい」のかという希望を持ってすすめることでした。

起業は自分で身の回りから世界まで含めて変えることができるとてもやりがいのある行為だと思います。
僕らもまだまだ小さいので、これからです。

どんな規模でも始めたときの希望や想いを忘れず頑張っていければと思います。
一緒に頑張りましょう!

回答者プロフィール 株式会社HANATABA 柴田啓佑
2012年より速解先生株式会社にてCTOとして参画して初期フェーズの開発オペレーションに携わる。
その後か、株式会社イタドリに取締役として参加し新規事業開発に関わる。
その後個⼈事業主として⼤⼩様々なWEBサービスの開発、運営に関わる。
2020年から株式会社HANATABAを創業し新サービスの開発に取り組む。
会社名 株式会社HANATABA
代表者名 柴田啓佑
創業年 2020年
住所 〒806-0012
福岡県北九州市八幡西区陣山2丁目3−22 日神パレステージ黒崎
社員数 副業メンバー合わせると7名
資本金 50万
サービス名 tender(テンダー)
事業内容 インターネットサービス企画、運営及びシステム開発業務
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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