「Linkedin」まだ使ってないの?起業家が使う時のポイント10 か条

創業手帳

linkedin

(2016/09/14更新)

できる起業家はLinkedin(リンクトイン)の持つ影響力をどのように活用し、ビジネスにつなげているのでしょうか?彼らが行っている、うまく差をつけるための秘訣を探っていきましょう。

普通の起業家は必死にネットワークづくりを行いますが、デキる人はLinkedInのプロフィールもイケていて、必死さはありません。ではLinkedinでさりげなく上手に差をつけるために彼らは何を行っているのでしょうか?

スマートな起業家はクライアントや顧客を自ら開拓しに行くのではなく、人が向こうから来てくれるようLinkedinの力を効率的に活用しているのです。Linkedinは今やB2B(企業間取引)のリードジェネレーション(見込顧客獲得)で最も効果的なルートなので、Linkedinにおける戦略を知っておくことは起業家にとって大事です。

デキる起業家がLinkedInで使っているトリックとはどんなものでしょうか?
プロフィールに載せるべきキーワードといったコツのようなものがあるのでしょうか?探っていきましょう!

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LinkedInの検索ページでランキングを上げる

誰かが今この瞬間、あなたのような起業家を探している場面を想像してみてください。LinkedInの検索であなたが最初のページに出てくるようにするには、検索アルゴリズムのしくみを知りましょう。

LinkedInの検索結果は関連性の高い順に処理されます。LinkedInのヘルプページによると、次のようなことが検索結果で順位を上げるのに影響しているとのことです。

  • プロフィールを完成させる。
  • スキルを追加する。
  • つながりを増やす。
  • 標準的な役職名を使う。

LinkedInで推奨されているヒントに従うと、検索結果ページでの順位を上げるには2つの方法があることがわかってきます。

  • プロフィールの各項目でスキルを強調して書く
  • ターゲットとする業界の人たちとつながる

潜在的な投資家に知られたいにしても、より多くの顧客を獲得したいにしても、検索結果で上位にランクしてLinkedin 上の4億1400万人から知られ、可能なら連絡を取り合う間柄になるには、次の10のステップに従ってみてください。

LinkedInのプロフィールを完成させる

1.  ヘッドラインを名前のすぐ下に据える

「○○社オーナー」と書くのではなく、120文字という制約を目いっぱい使ってうまく表現したいものです。あなたが、ソーシャルメディア対策に困っている小規模ビジネスをアプリで支援している立場だとすれば、「起業家です。小規模ビジネスがソーシャルメディアを上手に活用できるよう、支援を行っています。」とストレートに書けばいいのです。凝って格好良くしすぎるのは問題で、役職やキーワードは標準的なものにしましょう。

2. 過去から現在の成果を強調する

キャリアサマリーの項で、プロとしての過去から現在にわたる成果を強調することが大切です。

多くの人は3人称で書いていますが、それではスパムボットのような印象を与えてしまうので、1人称で書きましょう。1人称で書くことでより多くの人とのつながりができ、信頼性と信用性が高まります。

3.  LinkedIn のURLを自分固有のものにする

採用担当者がオンラインであなたを探している場合、LinkedIn のURLを自分の名前にしておけば、あなたのプロフィールが検索結果のトップページに表示されるようになります。

4. 既存の担当業務と職責について詳細に記述する

している仕事について書くだけではなく、スキルを通じて組織や会社にどう貢献できるのか書きましょう。例えばウェブデザイナーであれば、「○○(ソフトウェア名)を使用してウェブデザインを行っています。」とだけ書くのでは十分ではありません。

「モバイルにも対応した美しいウェブサイトの構築を通じ、小規模ビジネスがネットでの存在感を高めるための支援を行っています。」とすれば、より業務に精通している感じが出せます。

5. 会社の成果物のサンプルやビジネスのポートフォリオを載せる

LinkedInではプレゼンや動画、写真、文書を張って、キャリアサマリや経験、学歴の項にリンクすることができます。

LinkedInを通じて関わりたい人たちとつながる

linkedin2

6. ステータスの更新とコンテンツのシェア

ステータスを更新し、ターゲットとするネットワークに関連するコンテンツをシェアすることが大切です。

夕食に何を食べたかシェアしても意味はありません。クラウドファンディングへの投資家をターゲットとするなら、クラウドファンディングでホットなコンテンツをシェアしましょう。

例えばBikini Luxe(オンライン水着ストア)のCandice Galek氏は最近、ネットワークとの連携にLinkedInを活用していますが、なんとわずか2週間で水着の売り上げが20%も増加したとか!

7. 企業をフォローして、一緒にビジネスをしたい人とつながる

フォローすると、フォローした人たちの最新情報がニュースフィードに届くようになります。いつかその人たちが、あなたの提供するサービスを必要とするときがくるかも知れませんね。

フォローすることで、既存の取引先に加えてLinkedInでのネットワークを築くことができます。Facebookと違うところは、友達として追加するのは既知の人に限定する必要がないことです。ここは少しがんばって、招待に短いコメントをつけてつながりたい人に送ってもよいでしょう。こうすることであなたのことを知ってもらえるチャンスが拡大します。

8. グループに入るだけでなく、参加する!

 LinkedInのグループにただ入って、自分のウェブサイトへのリンクをスパムのように送り付けないこと。きちんと参加して自分の専門性をわかってもらおう。

会話にコンスタントに参加して特定の分野における自分の知識をシェアしていれば、何かあったときにその分野で頼られる人になることでしょう。ネットワークを育て、差をつけるよいチャンスです。

9. 「とてつもなく有用な」コンテンツを配信する

LinkedIn は、2014年にPulseを通してネットワーク上で自由に配信ができるようになると発表しましたが、それに飛びついた人たちは配信が優れたマーケティングツールであることに気がついたのです。

それから2年経過し、LinkedInでコンテンツを配信することは今だにサイトへのトラフィックを増やしたり、メーリングリストを構築したり、業界でのコネクションづくりに最も効果的な手段であり続けています。LinkedIn Pulseを始めるにあたっては、HubSpot(インバウンドマーケティングソフト)のCarly Stec氏がブログでガイド記事を書いているので参考になるでしょう。

10. 匿名にしない

他の人のプロフィールを閲覧したいなら、名前とヘッドラインを表示するオプション(推奨)を選択しましょう。そうすれば、誰があなたのプロフィールをチェックしているかを知ることができます。それはあなたが憧れている就職先の採用担当者かも知れません。メッセージを送ろうとしているなら、そのことを書けばコミュニケーションのいいきっかけになりそうです。

(編集:創業手帳編集部)

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