九段下駅徒歩30秒!?超好立地シェアオフィス「ナレッジソサエティ」

設備やポイントを徹底取材

k-society

(2018/06/27更新)

東京都千代田区の九段下にあるシェアオフィス「ナレッジソサエティ」。
ビジネス街の中にあるこのシェアオフィスの特長としてまず挙げられるのが、その立地の良さ。なんと九段下駅から徒歩30秒という超好立地にあります。
さらに、入居者・来訪者が過ごしやすい空間をコンセプトに設置した設備にも、注目が集まっています。

今回は、株式会社ナレッジソサエティの取締役社長である久田 敦史 氏に、本シェアオフィスの概要や設備のポイントについてお話を伺いました。

久田敦史
株式会社ナレッジソサエティ 取締役社長
1976年、愛知県生まれ。大手携帯会社の経理部で業務を経た後、サービス業界に転身。
集客・店舗運営・採用・教育・人事システム・経理など様々な分野を学びながら、ノウハウを独立・起業をめざすスタッフに伝える。起業を支援するということに喜びを感じ、2013年9月株式会社ナレッジソサエティに入社。
同年12月に取締役社長に就任。
4年間赤字となっていた事業の黒字化を3年で達成。800名以上の起業シーンに立ち会う中で集客に苦戦している起業家がとても多いことに心を痛める。そういった起業家の手助けをし、ナレッジソサエティからひとりでも多くの起業家が成功して羽ばたいていって欲しいと願っている。

駅徒歩30秒の「キレイすぎる」オフィス

ーナレッジソサエティの概要について教えてください。

久田:ナレッジソサエティは2010年4月にオープンしたシェアオフィスです。開業当初は女性専用のシェアオフィスとして運営していたのですが、女性会員様と取引をしているクライアントは男性の方が多かったので、女性専用のシェアオフィスに男性が出入りしている状況になっていたんです。
そのため、2014年の3月に現在の場所に移転した際に、男女共用のシェアオフィスにしました。

もちろん、従来から実践してきた女性に対する配慮も忘れていません。現在のオフィスも「女性の方が好まれるようにキレイで清潔なオフィス作り」を心がけて作りました。また、会員様と取引をしているクライアントが来られる際も、「素敵なオフィスですね」と言っていただけるようなオフィスにしたこともポイントです。商談などの際に相手が気持ちよく状態なっていただけるだけでも結果に響いてきますから。

もう一つのポイントは、なんと言っても立地ですね。九段下駅から徒歩30秒の位置にあります。雨の日でも駅からダッシュで来れば、そんなに濡れないかも知れませんね(笑)。

そして、りそな銀行ビルというビル名もポイントになります。まずは単純にりそな銀行の入っているビルですと伝えれば来館するゲストもそれほど迷うことなく来ることができます。また住所に銀行名の入ったビルを使うことができることもシェアオフィスを使う人にとって大きなメリットとなります。

ーなるほど。会員の方だけでなく、来訪される方にとっても過ごしやすい空間であるとともに住所自体がメリットになっているということですね。ちなみに、どのような業種の方が入居されているんですか?

久田:一番多いのはコンサル業ですね。ITやWEB、食品など、扱っている分野は多岐に渡っています。

ナレッジソサエティのホームページより引用

ーありがとうございます。それぞれの設備について教えてください。

久田ワークスペースに関しては、コラボレーションエリアとコンセントレーションエリアの2つがあります。業務のシチュエーションによってオフィスのニーズが異なりますので、オフィスの環境を物理的に分けているのです。

コラボレーションエリア

コンセントレーションエリア

例えば、取引先との打ち合わせや電話応対などはコラボレーションエリアで、書類作成や企画の立案など集中力が必要な業務をするときはコンセントレーションエリアで、という感じですね。
このようにワークスペースを分けることで、会員様の業務効率化に貢献できればと思っています。

さらに、フロア全体の約半分のスペースは会議室にしています。必要な商談や打ち合わせ、ミーティングなどができるスペースを多く配置することにこだわりました。

セミナールームA

また、従来はセミナールームを1つ用意していたのですが、「自社のオフィスでセミナーができるという信用補完に繋げたいので、名刺の住所とセミナーを開催する場所を同じにしたい」というニーズが多くありました。そういった要望に応えるために、2018年の3月頃に内部を改装して、セミナールームをもうひとつ設置しました。

セミナールームB

ーそうなんですね。セミナーは月にどのくらい開催されるのですか?

久田:セミナー内容は多岐に渡りますが、会員の方が開催するセミナーについては土日も含めてほぼ毎日開催されているような状態です。セミナーを開催して売上につなげていこうという起業家の方にとって便利なシェアオフィスだといえますね。弊社が主催しているセミナーについても、月に2.3回は開催しています。

撮影スタジオ

また、動画を撮影できる本格的なスタジオを完備しています。動画を使っての集客は今後ますます重要なることは間違いありませんが、本格的な機材を自分で揃えることは資金的な制約がある創業期にはあまり現実的ではありませんし、毎日長時間使うことも考えづらいので、私たちが用意してみんなでシェアして使っていただこうと考えました。
本格的すぎるとなかなか使いづらいと思われるかも知れませんが、会員様を対象に月に2回無料で講習会を開催しています。

ーシェアオフィス内にスタジオもあるんですね!

久田:そうなんです。
例えば、「自分が開催したセミナーの様子を撮影する」、「自身が持っているコンテンツを動画にして販売する」といったことが可能になると思います。
もちろん、まだまだ活用方法はたくさんあると思いますので、集客力や売上UPにつなげていただければ嬉しいです。

集客・売上UPのために集中できる環境を

ー設備を考えるうえで意識したポイントはありますか?

久田:まずは会議室に関してですが、壁をガラス張りにしています。音漏れしないということも念頭に置いていますが、セキュリティ面の観点から多少中が覗けるようにしました。特に、女性起業家にとっての安全面について配慮しています。

また、先ほどお話ししたコンセントレーションエリアとコラボレーションエリアは、完全にエリア分けしています。会員様の業務効率化が狙いですね。

ー数あるサービスの中で、特に起業家にオススメなサービスはありますか?

久田:業務状況によっては対応が難しい時がありますが、月・水・金の日中のみで1日30分、弊社に業務を委託することができます。

ビジネスをするうえで、時間は限られています。その人じゃないとできない仕事以外のもの、例えば簡単な事務処理や書類の整理などをお手伝いさせていただくことによって、今やるべき仕事に集中してもらいたいと考えています。

ー時間に追われている方にとって、業務を手伝ってくれるのはすごく助かりますね。

久田:そうですね。このサービスは、シェアオフィスメンバーの方だったら誰でも利用することができます。

起業した人の中には、一定数の売り上げが立たなくて事業を辞めてしまう方がいます。せっかくやりたいことがあって起業したのに、事業を辞めてしまうのはもったいないことです。

私たちは、売り上げが立てられるように、業務に集中できる環境を作ってあげたい、という思いがあります。

ー過去にはどのようなイベントが行われましたか?

久田:会員様を対象に3~4ヶ月に1回くらいの頻度で「久田バー」というセミナー・交流会を行なっています。
このような交流会をやると、雰囲気が和やかになるんですよね。日本人はフランクに話すのが苦手な人種なので、なるべく意図的にやっています。

アットホームな雰囲気を作り出せているのは、他にはない特長だと思います。

ーちなみに、2018年にスタートした企画などはありますか?

久田:2018年の5月から、集客アイデア50連発+αセミナーという集客に特化したセミナーを開催しています。1回だけでなく定期的に開催する予定ですので、よろしければ弊社のホームページをご覧ください。

また、セミナーについて、無料で使えるポータルサイトを制作中です。6月下旬~7月初旬に開始したいと思っていますので、興味がありましたら見てみてください。

ー最後に、起業家の方に一言メッセージをお願いします。

久田ビジネスは集客できないとどうにもなりません。そこに集中できる体制を整えないといけないと思います。「自分がお客様を獲得しやすい環境」について、しっかり考えることが必要です。そういった環境の中でさらに経営者自身のリソースの大半を集客に使用するべきです。

起業前の方にとって特にお伝えしたいのは「起業というレースに、フライングはない」ということです。見込み客を集めるなどの準備は早ければ早いほどいいと思います。またすでに起業されている方でも、クライアントや見込客に対してよいイメージを持っていただくことによって集客にプラスになるような環境作りを支援させていただきます。

ナレッジソサエティについての詳細はこちら

ナレッジソサエティについての詳細は、下記ボタンからどうぞ!

(取材協力:株式会社ナレッジソサエティ/久田敦史
(編集:創業手帳編集部)

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