資金調達手帳 2018年2月20日

「家畜衛生対策事業（牛疾病検査円滑化推進対策事業及び家畜生産農場清浄化支援対策事業）」

農林水産省は、平成30年度「家畜衛生対策事業（牛疾病検査円滑化推進対策事業及び家畜生産農場清浄化支援対策事業）」について発表しました。

（1）牛疾病検査円滑化推進対策事業
我が国の畜産物の安全性の一層の向上と消費者の信頼確保を図るため、死亡牛のBSE検査並びに牛のブルセラ病及び結核病の清浄性確認サーベイランスを円滑かつ的確に実施することが重要であることから、BSE、牛のブルセラ病及び結核病の検査の実施や、生産者団体等が行う死亡牛の円滑な収集、運搬及び処理のための取組を推進するための事業に対し支援を行います。

（2）家畜生産農場清浄化支援対策事業
ヨーネ病、牛白血病（以下「EBL」という。）及び牛ウイルス性下痢・粘膜病（以下「BVD－MD」という。）の感染拡大防止及び清浄化のための検査や自主的なとう汰、オーエスキー病の清浄性の維持を図るための検査及び自主的なとう汰、地域で課題となっている慢性疾病の清浄化に向けた関係者一体となった取組、アカバネ病の発生を予防するための組織的なワクチン接種等を支援することにより、家畜生産農場の清浄性の向上を図ります。
また、生産者による飼養衛生管理の向上に資するため、専門家による指導を推進します。
このほか、豚コレラの発生に備え緊急接種用ワクチンの備蓄等を支援することにより、安全・安心な畜産物の生産・供給体制の確保に努めます。