東京都内限定・低利融資を受けられる「女性・若者・シニア創業サポート」~保育士の斉藤暁子さんの事例~

低利融資な上に・事業計画アドバイス・経営サポートも受けられる!

(2017/01/17更新)

都内で起業予定、もしくは起業した方で資金調達にお困りなら、まずは「女性・若者・シニア創業サポート事業」の利用がおすすめです。対象者であれば、無担保で低金利(1%以内)の長期資金(返済期間10年以内)を、最大1,500万円まで借りることが出来ます。また、融資だけではなく、事業計画のアドバイスや最大5年間の経営サポートを受けることできます。

今回は、実際のサポート事例と支援対象や融資条件をご紹介します。
事例を見て、是非参考にしてみてください!
 

サポート事例:設備投資と開業直後の運転資金の支援により、3カ月目から事業が一気に加速

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cbs1東京・世田谷の尾山台駅近くにある「保育ルームすまいる」は、常に50名を超える児童が利用登録を待つという人気の保育施設だ。

2015年2月に開業した当時は、「女性・若者・シニア創業サポート事業」の支援を受けて設備を整えた。制度を知った経緯やどのように活用したのか、代表を務める保育士の斉藤暁子さんにお話を伺った。

 

創業支援セミナーによってやりたいことが明確になった

ーご自身で保育施設をやろうと思ったきっかけから聞かせてください。

斉藤cbs2保育士として20年以上働く中で、大手の保育施設ではできないことがたくさんある、もっと1人1人と向き合いたいと常々思っていました。その思いを知っていた主人に「自分でやってみたら?」と言われるようになって、ある時「女性・若者・シニア創業サポート事業」について紹介している新聞記事を見つけてきてくれたんです。

その後、創業支援セミナーに行きました。実は制度を見つけた時点では起業に対してまだピンと来ていなくて、セミナーで一気に考えがまとまったんです。やりたいことを具体的にシートに書くように言われて、そうしたらそれを周りの方が評価してくださったんですね。その時ようやく、自分でもできるかもしれないと思えました。

ー「女性・若者・シニア創業サポート事業」を活用しようと思った理由は?

斉藤cbs3低金利であることと、事業計画や経営アドバイスといったさまざまなサポートを受けられる点です。融資を受ける前は地域創業アドバイザーの方に事業計画書を作るためのアドバイスをいただきましたが、現実的な視点から親身になって話を聞いてくださったので本当に助かりました。

最初は「こんな制度があるのはいいね」というぐらいの感覚で始めましたが、設立から2ヶ月後に無事融資が決定しました。自己資金は用意していたのでまずはそれで保育ルームのスペースを借りて、融資を受けた資金は主に設備投資と運転資金に使いました。

ー融資自体は、事業所が決まってからの方が実行しやすかったと思いますか?

斉藤:ええ。信用金庫の方には現場を見ていただき、信用を得た上で承諾を得たので、物件がなかったら厳しかったと思いますよ。

ある程度の資金は用意しておいて意気込みを見てもらうのがベスト

ー設立後のサポートはいかがですか?

斉藤:今はアドバイザーの方々が年に3回来て経営相談に乗ってくださっています。

ーでは、開業後に苦労されたことは?

斉藤:最初は児童が集まる前に保育士の先生方を雇わざるを得なかったので、人件費に悩まされました。その点については融資に助けられました。先生方のお給料は発生するのにも関わらず児童が5、6人しかいないという状況でしたが、口コミやチラシの効果が現れて3ヶ月目からは一気に利用者が広がりました。

今は30名が在籍していて、嬉しいことに50人以上の方が空くのを待ってくださっている状況です。設立当初の事業計画以上に、内容が良くなってきたこともあり、2016年10月に倍の広さがあるスペースに移りました。

ー今後の事業展開は?

斉藤:今は保育ルームすまいるというブランド名でフランチャイズ展開を進めています。フランチャイズというと最初に多額の加盟料が必要な場合がほとんどですが、施設を利用する児童が決まった時点で1人あたりに対する報酬をいただくシステムにしました。2016年12月に1施設、半年以内にもう1施設開業する予定です。

保育施設をやりたい方たちにどんどんノウハウを教えて全国の保育施設を変えていきたいですね。保育士になる先生方をしっかり育てて、子供にとって本当に喜んでもらえる保育施設することで子育てするお母さんたちも楽になって欲しいです。

ー最後に、店舗経営者へのメッセージをお願いします。

斉藤:私たちは自分たちで敷金礼金は用意していたので、信用金庫の方にまずはここでやるんだという意気込みを見ていただきました。融資はそれプラスαで、運転資金や設備投資用に融資を受けるのが良いのではないでしょうか。

「女性・若者・シニア創業サポート」の詳細

支援対象と融資条件を見てみましょう。

支援対象

  • 女性、若者(39歳以下)、シニア(55歳以上)で、
    都内における創業の計画がある方。又は創業後5年未満の方(NPO等も含む)
  • 地域の需要や雇用を支える事業

融資条件

  • 融資限度額は1,500万円以内(運転資金のみは750万円以内)
    ※他の借入金の借換は対象となりません。
  • 固定金利1%以内、無担保、返済期間10年以内、据置期間3年以内
    ※本事業と併せて取扱金融機関独自の融資を利用する場合、表面記載の融資条件と異なる可能性があります。
  • 保証人:法人…代表者個人または不要
       :個人事業主…不要

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▼事業内容に関するお問い合わせ先
NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター(CBS)
女性・若者・シニア創業サポート事業担当(受付時間:月~金 9:00-17:00)
TEL:03-5939-9503
FAX:03-5939-9502
MAIL:tokyosupport@cb-s.net

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(取材協力:NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター(CBS)
(編集:創業手帳編集部)

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