税理士に直撃取材!なぜ弥生会計は税理士の中で圧倒的なシェアを誇っているのか?

税理士法人HaGaX所長・芳賀保則氏インタビュー

(2017/03/30更新)

創業期の忙しさに追われていても、疎かにしてはいけない会計業務。この業務を効率的にして、作業の負担を抑えるためにも会計ソフトの早期導入は検討すべきだ。
その際に弥生会計がお勧めな理由について、税務のプロフェッショナル、東京都渋谷区に事務所を構える税理士法人HaGaXの所長・芳賀保則先生にお話を伺った。
HaGaXは弥生会計インストラクターが4人、弥生経営支援アドバイザーも1名在籍している。

本文を読む

会計ソフトは「無くてはならないもの」

–まず、創業時から会計ソフトを利用するメリットは何でしょうか?

まず、会社を立ち上げた1年目で記帳をしないというケースは滅多にないことだと思います。
しかし、中には1年間溜め込み、税理士に丸投げして申告書を作ってもらおうとする人もいて、そういった場合には自社がきちんと利益が出ているかどうかを期中に把握することが難しくなってしまいます。経営は決断の連続です。その期の途中で投資をしていいものか。新しく人を雇ってもいいものか。顧客に見積書を出した時、どこまで値引きに応じることができるか。こういった場面で、会社の現状がわからないと正確な意思決定ができません。

そこで、会計ソフトを導入し、月の締めで数字を入れていくことで、より正確な会社の状態を把握することができます。創業期から会計ソフトを入れる理由はそこにありますね。

また、手作業で帳簿をつけたり、エクセルで出納帳作ったりして、更にそれらを転記・コンバートする手間を考えると、会計ソフトのデータを税理士にそのまま持っていく方がよっぽど手間が省けます。これも、会計ソフトを入れるメリットですね。

なぜ弥生会計が圧倒的なシェアを誇るのか?

–その中で弥生会計を選ぶ理由は何でしょうか?

やはり、操作性の良さが魅力的ですね。会計ソフト初心者の方でも「とりあえずインストールをして、使いながら覚えていく」という流れで、すぐに使いこなせるようになります。
直感的な操作と言えますかね。

例えば、「簡単取引入力」というものは仕訳の知識があまりない方でもガイダンスに則ってやってもらうと容易くできたり、最近ではmisocaというサービスと連携して、請求書を自動で取り込むことができるようになったりと、会計業務が簡潔に済むような機能が増えてきています。

また、サポートとしては電話とメール、オンライン版ではチャットでの問い合わせが可能なようです。

ソフト自体の基本的な使い方、設定方法への問い合わせはもちろん、仕訳の際にどの勘定科目に入力すべきかを聞くことができるところは創業期には心強いサービスなのではと思います。

操作性に優れた弥生会計は税理士の中でもシェアが高い

–弥生会計は、税理士の中では会計ソフトの標準と言われているんですよね?

標準とまではいきませんが、知らない税理士はいないぐらい、税理士仲間の中では当たり前に使われています。

例えば、税理士を探している事業者の方が近所の会計事務所に電話をしてみたとします。すると、ほとんどの先生は「弥生会計を使えます」とお答えになると思いますし、仮に「うちでは使っておりません」と言われても、次の会計事務所に電話すれば確実に弥生会計を使っている税理士さんと出会うことができる。
それほどに税理士さんの間ではスタンダードになっているソフトなのです。

このように、弥生会計さんが何年も前から会計ソフトでのビッグシェアをもっているので、ベースとなる機能や使いやすさが他社製品と比べて非常に優れていることがよくわかります。
特に、我々税理士がよくやろうとする操作に対しても「かゆいところに手が届く」ような細やかさで作りこまれているところも魅力ですね。

そういった税理士との連携という意味でも、「会計ソフトをどこにしようかな」と悩んでいる方は、ひとまず弥生会計を導入しておけば間違いはないでしょう。

売上が上がり始めてきたら会計ソフトを導入しよう

–最後に、創業者に向けて一言メッセージをお願いいたします。

「レコーディングダイエット」と言う言葉をご存じですか? 毎日体重計に乗って、日々の体重がグラフで表示されれば、モチベーションが維持できるので、ダイエットが自然とできるというものです。

それと同じように、しっかりした経営を目指すのであれば、会計ソフトはなくてはならないものです。 会計業務は、日々の記帳で会社の財務状況を早期に把握することで、様々な経営判断において最適な意思決定ができるようになります。それらを行なうことはモチベーションにもつながり、会社が発展する原動力になるでしょう。また、経営者は孤独です。会社の財務面を随時把握してくれるコーチやトレーナーがいるならば、なおさら心強いでしょう。

売上・利益を向上させ健全で引き締まった財務体質になる会社を目指す経営者には、そのような税理士が必要であると言えます。

まず、法人を設立する前に創業の相談をし、売上が上がり始めてきたら会計ソフトを導入すると、良い流れになると思います。

弥生会計をバリバリ使っている税理士事務所にも行ってきたよ!
3人に2人が使っていると噂の会計ソフト「弥生会計」について調べてみた

(監修:税理士法人HaGaX 所長 芳賀保則)
(編集:創業手帳編集部)

この記事に関連する記事

資金調達手帳

カテゴリーから記事を探す