【12/1応募開始】最大賞金50万円!NCCベンチャーグランプリ2017

ベンチャーキャピタルのビジネスコンテストとは

ncc2

(2016/12/1更新)

ベンチャーキャピタル(以下VCと略)とは、未上場の企業に投資を行ない、その後の経営支援を通じて事業を大きく成長させる企業のことを指す。投資した企業の上場やM&Aにより利益を得る仕組みだ。彼らは、新しい時代を担うための競争力・成長性をもつベンチャーを探しており、出会いの場として、ビジネスコンテストを開く場合が多い。

今回は、日本最大級の機関投資家である日本生命の100%子会社「ニッセイ・キャピタル株式会社」が主催する「NCCベンチャーグランプリ」を例に挙げて、創業者がビジネスコンテストに参加するメリットをお伝えしよう。

NCCベンチャーグランプリ2017を受けるメリット・コンテストの流れ

「NCCベンチャーグランプリ2017」は、優れたビジネスアイデアを募り、表彰することで、日本の経済、産業、社会の発展と起業家の育成を促すことを目的としたビジネスコンテストだ。参加する企業のメリットとしては、以下のものが挙げられる。

メリット1 自社のビジネスを再整理できる

書類審査では、事業内容が新鮮で、将来性を望めるものかを見られる。つまり、申し込みの時点で具体性と魅力に富んだ資料の作成が求められるということ。この作業を行なうことで、自社のビジネスを精査し再整理することにつながる。

メリット2 ビジネスを投資家の視点で評価される

プレゼン審査では、発表内容に対するQAを通じて、キャピタリストの生の声を聴くことが出来る。自身のビジネスが投資家の視点で、どう評価されているかを知ることができるので、自身も気づかなかった強みや改善点を見つけられるかもしれない。

メリット3 受賞すると自社・ビジネスの注目度が向上する

受賞した際には、自社・ビジネスの注目度が上がることも大きな魅力だ。N C Cベンチャーグランプリに挑戦することで、マスコミからの取材依頼やVCからの出資検討の打診など、今まで手に入れられなかったネットワークの獲得が期待できる。

モノづくり特別賞に注目しよう!

「NCCベンチャーグランプリ2017」の新たな試みは「モノづくり特別賞」だ。通常、こうしたビジネスコンテストではITやサービスに関する事業の応募や受賞が多いが、製造・生産などの「モノづくり」に関する事業に目を向けることで、日本のモノづくりの活性化にもつなげる取り組みである。我こそはという事業主には、ぜひ参加を表明していただきたい。

受賞者(参加者)インタビュー

TieUp_NISSEY_1128

実際にNCCベンチャーグランプリに参加し受賞した経験をもつトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社・代表の中西敦士さんに感想を伺った。

ーNCCベンチャーグランプリに参加を決めたきっかけは

中西:NCCベンチャーグランプリは「IPOを目指す創業期の企業にとっての登竜門」と聞いていたので、会社を立ち上げる前から知っていました。

他のコンテストと違う部分は、実際にベンチャー投資をしているキャピタリストに審査していただけるというところ。
特に、キャピタリストの方が出資を検討する際に、どのような疑問を持ち、何を決め手とするのかは、ぜひ知りたかったです。

また、ニッセイ・キャピタル自体が100億円のファンドを運営し、IPOを目指す創業期の企業にも積極的に投資をされている日本を代表するVCであるため、ここでのグランプリ受賞は弊社の知名度向上につながるとも考え、出場することを決めました。

ーNCCベンチャーグランプリに参加するメリットとは

中西:書類審査とプレゼン審査のツープロセスのみなのですが、これらを準備する段階で自分のビジネスに対する再確認や精査ができたことが大きかったです。実際の資金調達につながる事業計画を立てることができるのか。その計画は魅力のあるものか。社会的に役に立てるものなのかなど、事業の将来性まで含め、実際にベンチャー投資をしているキャピタリストの方々が、どのような視点でビジネスプランを見て、何を疑問に感じるのか情報収集と整理をできました。

さらに、プレゼンテーションはクローズドな場所で行なわれるので、プレゼンのうまい、下手で判断されることなく、自分が練り上げてきた事業計画の内容について向き合っていただけたことも印象深いです。

もちろん、キャピタリストの方々からは、実際に出資を検討する立場からの厳しいコメントを頂くこともありますが、それを含めて、資金調達の際に重要視されるポイントを知ることができたので、非常に良い経験をできたと感じています。

ーグランプリ受賞後に変化はあった?

中西:大変幸運なことに、グランプリ後の早い段階で出資検討をしていただけるVCが現れたことが、弊社にとって最も大きな成果となりました。

また、同時にグランプリにエントリーしておられ創業期の経営者の方々に声をかけられ、認知度が上がったことを実感しました。それ以降も、マスメディアからの取材依頼が多く寄せられ、その後のVCからの出資についてもスムーズに進んでいると感じております。

ー創業者にメッセージ

中西:NCCベンチャーグランプリは、コンテスト自体の知名度もさることながら、参加することによって非常に貴重な経験をできます。
迷っているようなら、ぜひとも参加してください。失うものは何もございません!

TieUp_NISSEY_1128

詳細は、創業手帳資料請求フォームより、”ベンチャーキャピタルのビジネスプランコンテスト(詳しい資料)”にチェックの上、お申込みください。また、NCCベンチャーグランプリの応募は公式サイトよりお申込みください。

(監修:ニッセイ・キャピタル株式会社
(編集:創業手帳編集部)

この記事に関連するタグ
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら
創業時に役立つサービス特集
このカテゴリーでみんなが読んでいる記事
カテゴリーから記事を探す
今すぐ
申し込む
【無料】