インドでオーガニックブランドを!食の安全をつくるグローバルベンチャー!

創業手帳
※このインタビュー内容は2016年09月に行われた取材時点のものです。

インドに安全で美味しい食をデリバリー!

(2016/09/09更新)

「食の安全」というワードを、近年かなり聞く機会が増えた。環境汚染や食品偽装などのイメージは中国が強いが、それらは経済成長著しいインドでも共通の問題であるようだ。その社会問題を解決すべく、新たなベンチャーが立ち上がった。
生産者情報を消費者に開示することで互いの信頼関係と食の安全性の担保、そして食での健康をサポートするというサービスを提供する、新進気鋭のベンチャー企業、Hasora Organic India 八田社長にお話を伺った。

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Q 創業のきっかけを教えて下さい。

農業をしていた祖父母が亡くなったのがきっかけです。
農業に関心を持った中で、インドでは野菜を買うとき、「誰が、どこで、どうやって」作ったかの情報が消費者に届かず、残留農薬の問題等、食の安全の問題がまだ多く存在している現状を知りました。その問題を解決したいと思い、起業を決断しました。

Q 御社のサービスの強みはどんなところですか?

インドではまだ新しい生産者と消費者を直接つなげ、
誰が、どこで、どうやって」作ったかのストーリーを消費者にしっかりお届けすることができる点です。
新鮮で安全な「食」をデリバリーするということが強みになります。

Q 創業してから一番大変だったことと、どう乗り越えたかを教えてください。

創業して日が浅いので、日々多くの課題とぶつかります。
それらを乗り越えるため、とにかくミッションからぶれることなく、多くの人とつながり、その分野の専門家や経験者からアドバイスやサポートを頂き、転び八起きで目指すべきことを実現していきたいと考えています。

Q 人材採用やPRではどんな取り組みを行っていらっしゃいますか?。

人材採用については現在、インターン生を募集しています。
また創業したばかりなので、とにかく目指したい世界をしっかり共有し、そのミッションに賛同してくれる仲間を探したいと考えています。

Q 今後の展望を教えてください。

大きな目標としては、インドで、安全で美味しい「オーガニックブランド」としての地位を確立することを目指しています。
まだまだ日本食が知られていないインドで、日本の伝統食(味噌など)ブームを作るということにも力を入れたいですね。
オフィス向けに、安全で美味しい食が手軽に食べられるような
お惣菜やサラダなど、オフィス向けの食の新しいサービスをスタートさせるということも考えています。
さらに、体調や病気等、個人の健康状態から、メニューをカスタマイズし、定期的に食事を届け、実際に体調管理や変化の数値測定を行うサービスも実現させたいです。
食を通じての健康管理はまだインドではマイナーであるため、ぜひ実現したいと考えています。

Q 読者の創業者、創業関係者に向けて一言お願いします。

人生一度。だから、とにかく明日死んでも後悔しない挑戦を一緒にしていきましょう。
自分が描いた世界を自由に実現していけるのは創業者の特権だと思います。



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