クラウドファンディングの始め方。基本の手順を押さえよう

創業手帳

プロジェクトの立ち上げから、終了後の支援者のお礼まで

(2017/06/08更新)

インターネットを活用して、自分が立ち上げたプロジェクトに賛同してくれた人から資金を調達する「クラウドファンディング」。
最近では漫画の原作を人気女優で映画化したり、アイドルの解散を惜しむ新聞全面広告を出したりというものから、へき地医療に使うヘリコプターを買ったり、待機児童の多い地域に保育所をつくったりという社会派なものまで、様々なプロジェクトがありました。
今回は、クラウドファンディングをビジネスに活かす方法についてみていきましょう。

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クラウドファンディングの流れ

クラウドファンディングには様々なプラットフォームがありますが、どこも基本的には同じような流れで資金を調達しています。大まかなプロセスをみていきます。

1.目標を設定する

まず何をやりたいのか決めなければなりません。どんなプロジェクトをやりたいのか。そしてそれはどんな役に立つのか、どんな時期までに集めて、総額はいくら位かかりそうなのか。計画が見通せないと銀行が融資をしてくれないのと同じように、クラウドファンディングでも目標の設定は大切です。

「何から始めたらいいのか・・・」と悩んでいる方は、成功した過去のクラウドファンディングを参考にして決めていくのも良いでしょう。クラウドファンディングの成功体験記を読んでみるなどして、どんな方法が自分に合っているか検討しましょう。

2.利用するサービスを考える

次に、どのサービスを利用するのかを決めます。
例えば国内のクラウドファンディングサイトでは、
『Ready for』(https://readyfor.jp/)
『Makuake』(https://www.makuake.com/
『CAMP FIRE』(https://camp-fire.jp/) 
など様々なサービスがありますが、それぞれ強い分野やプロジェクトの手数料が違います。
こちらの記事(新しい資金調達、クラウドファンディングとは?3つの種類と選び方のポイントまとめ)を参考にして、自分が叶えたいプロジェクトに合ったサービスを選択してみましょう。

3.プロジェクトの登録・投稿

プロジェクトを考えたら、サイトに登録し、どんなプロジェクトをやりたいのか、熱意を伝える文章を投稿しましょう。
サイトではタイトル、カテゴリー、目標金額、プロジェクトの大まかな流れ、サムネイルにする画像、お礼(リターン)、連絡先を登録します。PR動画などがあるとより分かりやすいでしょう。

どうしてそのプロジェクトを達成したいのかということを記載する際、自分の原体験などを併せて書いておくと、共感を覚えやすいとされています。「私もそう思う」や「これなら応援したい」と思わせることがクラウドファンディングの成功のコツだからです。

4.プロジェクトの審査

どんなプロジェクトでも運営側からゴーサインが出るわけではありません。プロジェクト実行の見通しが立つかどうかを運営者側は見極めます。当たり前ですが、社会的に問題となるものや、犯罪に加担するものなどは却下されます。

もしプロジェクトが審査で通っても、サイト運営者側は「クラウドファンディングのプロ」ですから、「ここをこういう風に変えられますか」や「画像を変更することは可能でしょうか」といったアドバイス、提案をしてくることがあります。サイト運営者と良好な関係を保つためにも、連絡を密に取り合いましょう。

5.プロジェクトの開始

さあ、いよいよ資金集めを始めます。目標設定期限から逆算して、1日当たりにどのくらい集めなければならないか注意を払っておきましょう。自分のSNSで協力を呼びかけるなどして、積極的に広報したほうがいいです。閲覧者を増やすことで共感を広めましょう。

6.閲覧者・支援者への活動報告

集まったお金をどのように使うかの活動報告は欠かせません。一度そのプロジェクトを閲覧し、寄付するかどうか悩んでいる人に訴えかけるのに有効なのが「経過報告」です。「あと○○円で達成できそうです!」や「△△人の皆様に応援していただいています」などと途中経過をお知らせすることで、「プロジェクトに賛同している人同士の連帯感」が生まれます。このプロジェクトを成功させたい!という気持ちを「伝染」させるためには、マメな活動報告が大切ですね。

7.プロジェクトの終了・支援者へのお礼

プロジェクトが達成したら、運営者側から手数料を差し引かれて自分の口座に入金されます。もし達成できなかった場合は、支援金は支援者に返金されてプロジェクトそのものが終了となります。

プロジェクトの期間が終了したら、達成しても、達成できなかったとしても、お礼の文章をきちんと掲載したり、メールや手紙でしたためたりしましょう。もし事前に約束した支援者への特典があるなら、それも届けましょう。許可を得られた支援者一覧をHPに載せるなどの方法もあります。

プロジェクトを達成した後、その事業が行われている様子をブログなどで公開すると、資金の透明性の観点からも喜ばれます。
クラウドファンディングに出資する人たちは「見返り」を求めるよりも、その実現に社会的、個人的な意味や意義を見出しているケースが多いです。そのため、プロジェクトの行く末が見届けられるようにすると、いつまでも「プロジェクトへの連帯感」から温かく見守ってもらえるでしょう。

まとめ

夢をかなえたいけれどお金がない、人脈がない・・・ないない尽くしの救世主になり得るのがクラウドファンディングです。あなたに合ったクラウドファンディングサイトを探してみましょう。サイトを見ているうちに応援したいプロジェクトや、似たことをやりたいと考えている人に出会えるかもしれません。

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(執筆:創業手帳編集部)

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